付いていく価値がある 「厳しくても、いい上司」の特徴3つ
「厳しくても、この人について行きたい」 尊敬できる上司の特徴をご紹介します。
職場環境を左右するもののひとつに、上司との関係性があります。「やさしい上司がいい」「気さくな上司がいい」など、求めるものは人それぞれですが…。
中には、「厳しいけれど尊敬できる上司」を求めている人もいるようです。今回は、厳しくても一緒に働く価値のある上司について、fumumu取材班が話を聞いてきました。
①目標を与えてくれる
「今の上司は厳しさもあるけど、『私のためを思ってくれている』と感じることが多々あります。ひとつは、明確な目標を与えてくれること!
今の私の弱みや、これからやっていきたい業務をふまえて、的確な目標を与えてくれるんです。『この先こうなりたいなら、足りないところはここ。この時期までにスキルをつけよう』とハッキリ伝えてくれるので、進む先が明確になるんですよね。
弱い部分をピンポイントに指摘されてウッとはなるけど、私にとって必要な厳しさだと思っています」(20代・女性)
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②考える工夫を教えてくれる
「前職の上司は、質問をしても『自分で考えてみて』と丸投げだったんです。考えることは大切だけど、わからないから質問しているのに…と不満もありました。
今の上司は、私が考えるための工夫をくれるんです。『この場合はこうだから、この資料を見て確認してみるといいよ』とか。
簡単に答えはくれないけど、そのおかげで、自分で考える方法をどんどん身に付けている気がします! 部下が自ら考えて、学ぶことを促すことが上手な人なんだと思います」(20代・女性)
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③質問を受け止めてくれる
「ただ圧のある人と、厳しくても部下から慕われる人では、質問をされたときの対応が違うと思います。プレッシャーだけがある人って、質問されたときに不機嫌になりませんか?
自分の仕事を止められたことにイライラして、部下にきつくあたったりとか。厳しくても尊敬される人は、部下の質問をないがしろにしないんですよね。
仕事の手を止めて部下の話をしっかり聞いたり、自分が忙しくても周りに八つ当たりしないんです。部下が安心して質問できる環境を整えることは、信頼される上司に不可欠なんじゃないでしょうか」(30代・女性)
いい上司の存在は、部下にとっての宝物とも言えます。
「厳しいから苦手」と初対面で敬遠せずに、厳しさの中に信頼できるポイントがないか、ぜひ考えてみてくださいね。
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(文/fumumu編集部・nana)