武井壮、18歳高校生の覆面強盗・闇バイトに憤り 「凶悪犯罪グループの一味…」
今年5月に銀座の宝飾店に仮面をかぶって強盗に入り、高級腕時計などを盗んだ疑いの18歳高校生に実刑判決が。
26日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、銀座で強盗をした容疑で逮捕された18歳の男子高校生に懲役4年6ヵ月の実刑判決が出たことを報道。
自身が強盗をやるとは「当日まで知らなかった」という高校生の証言に、タレントの武井壮さんは「凶悪犯罪」と強い言葉で苦言を呈しています。
■友人に「100万円のアルバイト」に誘われる
今年5月に、銀座の宝飾店に仮面を被って強盗に入り、逃走した後に逮捕された高校生。
報道によると犯行に加わったきっかけは闇バイトで、小中学校が同じだった友人に「100万円のアルバイトがある」と言われ、15万円の借金があったことから承諾したと話しています。
報酬が高額すぎることから、友人に「詐欺じゃないの?」と聞いたところ、「詐欺じゃないよ」と言われたので信用したようですが、詳しい内容は未確認のまま集合場所に行ったそう。
スマホを渡され集合場所に向かうと、初対面の3人の男が。そのとき初めて仕事内容が強盗と知らされたが、「車内にナイフやスパナが落ちておりリーダー格の男が乱暴だった」という理由で逃げられなかったと釈明しています。
関連記事:カズレーザー、時計店強盗事件スピード逮捕に私見 「タレコミじゃないですけど…」
■詐欺じゃないなら「じゃあ何なの?」
犯行現場に到着すると、「今日はこれがあなたのお供だ」とナイフを渡され、店員に刃を向けて「伏せろ、おとなしくしろ」と脅す役割だと指示された高校生。
リーダー格の男に「犯行は2分間、バッグには時計20個つめろ」と言われ、高級時計などおよそ3億円相当を奪って逃走しました。
その後、車は住宅街の行き止まりにハマり、車を捨てて逃げていたところ、警察に確保されます。
司会の谷原章介さんは、「これ思うんですけど『詐欺じゃない?』『詐欺じゃないよ』、だったら『何だったら100万円もらえるの、じゃあ何なの?』って聞かなかったんですかね…」と疑問を呈していました。
関連記事:クリーニング店での強盗事件 武井壮が治安悪化を憂慮「当たり前みたいに…」
■武井「凶悪犯罪グループ」と一刀両断
武井壮さんは、「まずね、闇バイトっていう使いかたも僕は大嫌いですし、行われていることは凶悪犯罪グループの一味です全員」とバッサリ。
続けて、「そこに加担したら、例えば誘われてその日だけ加担しようが、凶悪犯罪グループの一味なんですよ当然ですけど」「1日に100万円をなんの技術もない人に払えるような仕事なんてこの世には存在しない。なんの能力もない人に」と強い言葉で非難しています。
関連記事:窃盗・強盗事件が相次ぐ 武井壮「犯人が怯みやすい」防犯対策を紹介
■懲役4年6ヵ月の実刑でも軽すぎる?
武井さんは「(闇バイトに)100万円を支払ってもなんの痛みもない、利益を得るであろう奴らが、凶悪犯罪を持ってそれを支払うわけじゃないですか」と話し、強奪した3億円という金額の重みにも言及。
店員にナイフを向けて万が一抵抗をされて殺してしまったら取り返しがつかないと力説し、「とてつもない犯罪をしている」と理解すべきだと訴えています。
懲役4年6ヵ月の実刑についても、「人が一生かかっても稼げない財物を、ナイフを向けて命を奪うぞと言って強奪するなんていうことがこんな量刑で…」と、さらなる厳罰化についても考察しています。
・合わせて読みたい→クリーニング店での強盗事件 武井壮が治安悪化を憂慮「当たり前みたいに…」
(文/fumumu編集部・星子)