宮根誠司、西武池袋本店のストに理解も 「突然外国のファンドに売却され…」
そごう・西武労働組合が、西武池袋本店が親会社の売却を巡って31日にストライキに入り、大手百貨店では61年ぶりだと話題に。
31日の『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ系)では、そごう・西武労働組合が西武池袋本店でストライキを実施したことを報道。
労働組合側はセブン&アイ・ホールディングスによるそごう・西武売却に抗議しており、司会の宮根誠司さんは従業員に理解を示す発言をしていました。
■そごう・西部を外資系ファンドに売却
31日に実施されたストライキのきっかけは、親会社による売却計画。去年11月、セブン&アイ・ホールディングスは赤字続きだったそごう・西部を外資系ファンドに売却することを決定。
この外資系ファンドと連携しているのが、家電量販店のヨドバシホールディングス。西武池袋本店を含む3店舗の中に出店を計画しており、労働組合は「デパートの売り場が減る分、雇用が減るのでは」と懸念し、強く反発しているもようです。
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■大手百貨店のストライキは61年ぶり
双方の意見は平行線のままで、労働組合側は「交渉が決裂した」としてストライキの実施を決定。1日の来店客数は10万~20万人にも登る本店のストライクは影響も大きく、大手百貨店のストライキは61年ぶりとも報じられています。
しかし、セブン&アイ・ホールディングスは、今日臨時の取締役会を開き、9月1日付で外資系ファンドに売却することを決定。
宮根さんは、「雇用と、百貨店の有り様の変化、ここのバランスですよね」「ただこれ、けっこう赤字が出ていて、存続するにしても雇用を守りきれるかっていうのがあるんですよね」と考察しています。
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■従業員は「トップのやりかたが強引」
さらに宮根さんは「昔は休みになれば朝から番まで楽しめたのが百貨店で、屋上にはミニ遊園地があったりとか、大食堂があったり」と古き良き時代を回想。
医師のおおたわ史絵さんも、「西武といえばアートに特化した時代を牽引したすごくいいブランド力があったと思うんですね。ただ現代にそれが合わなくなってきている」と振り返っています。
続けて、「西武の社員の方に話を聞いたところ、実際今の百貨店の存続が難しいということは自分たちも重々分かっている。ただ今回のセブン&アイ・ホールディングスのトップのやり方はあまりにも強引じゃないか、ということの意思表示だと…」と内情を明かしていました。
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■「従業員の動揺は当然」と理解も
労働組合の代表者は「シャッターを閉めるのは今日だけで明日以降は明ける」と話してたそうですが、その後に9月1日付で外資系ファンドに売却決定した報があり明日以降の動向にも注目が集まっています。
宮根さんは、「まぁ突然外国のファンドに売却される、従業員の方の動揺っていうのは、当然ありますよね」と理解を示していました。
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(文/fumumu編集部・星子)