午前の仕事を終えて、お昼を食べたら眠気が…。そんなときでも午後のパフォーマンスを上げるため、日本初の体験ができる場所が原宿に誕生しました!
■店内には謎の箱が…
おいしいコーヒーを楽しみつつ日本初の体験ができるのが、東京・原宿にある「ネスカフェ原宿」。店内に入ってみると、中央に謎の箱が4つ鎮座しています。映画とかで出てくる「コールドスリープ」の箱のような見た目ですが…。
じつはこれが、キリンのように立ったままお昼寝するためのスペースなんです。
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■立ったまま、昼寝…?
この箱の正体は「ジラフナップ」という仮眠ボックス。扉を開けると、中にはクッションが付いた装置が入っています。
足の裏、すね、臀部、そして頭部がしっかり支えられるように身体をはめ込み、そのまま休憩する…と言われても、想像がつかないですよね。
実際に、モデルの方が入った姿がこちら。
たしかに、座っているというよりは立っているように見えます。でも疲れそう…。
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■実際に試してみると?
これは試してみねば! と、記者も早速体験させてもらうことに。
まずはカフェイン入りのコーヒーをいただきます。カフェイン入りなの!? と思ってしまいますが、カフェインの効果が出てくるのは約30分後。そのため10〜20分程度の仮眠であれば、カフェイン入りを飲んだほうがスッキリ起きられるんです。
これ、「コーヒーナップ」という方法だとか。
不織布を受け取ったら、さっそくボックスの中へ。足の裏をつけ、すねをつけ、臀部をつけ…これが意外に難しい! 角度が微妙だとすねが痛いし、楽しようとすると座るような体制になってしまうんです。
ボックス内にはスマホが充電できるUSB-Aの差込口、フットライトとファンの操作ボタン、そしてボックス内の照明を変えられるリモコンが付いています。
照明は光量だけでなく、色を変えることも可能。寝る前は赤っぽい光で心を落ち着けて、目覚めてからは青みがかった明かりに変えてシャキッとするのも良さそう。
扉を閉めればかなり静か。すべての電気を消しても窓があるため真っ暗にはなりません。
座っていると、暗さと静かさ、そしてコーヒーの癒やしで徐々に眠気が…。立ったままなんて絶対寝れないだろ! と思っていましたが、心地よくうつらうつらしてしまいました。ボックスを出る頃にはスッキリ。
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■期間限定で開催中
「コーヒーד立ってお昼寝”」を学び疑似体験できる今回のイベント。コーヒー1杯&立ち寝体験で825円(税込)とお試ししやすい価格になっています。
前日までの事前予約制ではありますが、空き枠があれば当日でも利用可能とのこと。木で包まれた「フォレスト」と白く近未来な「スペーシア」が選べるのですが、現状はフォレストのほうが人気な様子。
気になる人は一度、原宿に足を運んでみては。
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(取材・文/fumumu編集部・たつきあつこ)