博多華丸、松坂慶子の迫力に西川きよしを連想 「きよし師匠みたいな…」
松坂慶子さんが『らんまん』の撮影秘話を告白。演技に熱が入り「ヘロヘロ」になったこともあったそう。
30日、朝の情報番組『あさイチ』(NHK)で、連続テレビ小説『らんまん』(NHK)に出演し主人公・槙野万太郎(神木隆之介)の祖母・タキを演じている松坂慶子さんが登場。
軽快なトークで同ドラマの撮影秘話なども明かし、同ドラマのファンでもある博多華丸・大吉の2人を喜ばせていました。
■拳を振り回して絶叫する松坂慶子
第65話で天に召された、松坂さん演じるタキ。彼女は高知の方言で気の強い女性を表す「はちきん」という言葉が似合う、迫力のあるキャラクターでした。
番組では、VTRで広末涼子さん演じる万太郎の母・ヒサが危篤に陥るシーンをプレイバック。嫁が危篤で子供たちまで行方知れずと知り、タキは「見つけえ! この上、子供らまで! 許さんき! 絶対許さん!」と拳を振り回して絶叫。
直後に子供たちが帰還すると「はあ……」と安堵し、力強く万太郎を抱きしめるエモーショナルな演技でお茶の間の涙を誘いました。
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■普段は「のほほんとしています」
松坂さんは「叱るシーンやってみると、コロナの後なんであんまり大きな声とか出していなかったのでね、最初に『万太郎!』て言った時に自分の声の大きさにびっくりしちゃって、止まっちゃって次の芝居が…」と、撮影現場を回想。
博多大吉さんは、「普段のというかね、ベースの松坂慶子さんはこのような感じなんですね。本当に穏やかなどっちかっていうとおとなしめと言うか」と評し、松坂さん本人も「だいたい、のほほんとしていますからね」とのべます。
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■拳の握りかたが「きよし師匠」レベル
上記の拳を振り回すシーンでは、「もっともっと」とダメ出しをされながらテストでテンションをあげて本番の撮影に挑み、力をを入れすぎて「はぁはぁ言っちゃって」衣装を一度脱いで仕切り直したという松坂さん。
博多華丸さんはそんな彼女の姿を「拳の握りかたがもうきよし師匠ぐらいにぎっていましたからね」と、西川きよしさんに例えて表現。
大吉さんも「うちの会社で言うときよしレベル、きよしレベルっていうと呼び捨てになってしまいましたけれど」と賛同しました。
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■全身全霊で演技をしてヘロヘロに
始終華やかで明るくパワフルなトークを展開していた松坂さんですが、「お疲れ様でしたって言ってうちに帰ると、玄関入っていくともう気を張っていなくていいから、ヘロヘロしちゃって、台風で風に押されているみたいな、もうまっすぐ歩けない…」と、疲労困憊だったと告白。
続けて「でもね、そこまでね、出し尽くさせていただくと言うか、やり尽くさせていただくのはなかなかない経験なので、良かったなぁと思います」と、全身全霊で芝居に取り組んだことを明かしました。
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(文/fumumu編集部・星子)