知らずに行ったスーパーのレジで「まさかの事態」に… 約6割が困った経験あり
「分からない」に加えて、とくに現金派の人は冷や汗をかいた経験もあるよう…。
技術の進化により、レジでの会計や受付など、非接触でスムーズに利用できるようになりつつある昨今。
便利な一方で、これにより困った経験がある人も少なくないことが、編集部の調査で分かりました。
■レジ店員が消えていた地元のスーパー
編集部が話を聞いた30代会社員の女性・Aさんは、実家に帰った際、数年ぶりに近所のスーパーを訪れたときのことを回顧。
「懐かしさに浸っていたら、レジの前に来て呆然…。大型の店舗なので、以前は有人レジがズラッと並んでいたのですが、半分くらいセルフレジになっていて、店員さんはセルフレジの間にポツポツと立っているくらい」。
「人でごった返していた以前と比べて、こんなことになっているとは! と驚きました」と振り返ります。
関連記事:柏木由紀、母親が「店員に追いかけられた」理由 約半数が経験していた…
■あわやお会計できない冷や汗展開に
しかしその後、現金派のAさんはセルフレジで困り果てることに。
「お会計しようとしたら、『現金不可』のレジが複数台あり、想像していなかった事態に冷や汗…。気づけば私の後ろにほんのり列ができており、有人レジに並び直してお会計してもらいました」とコメント。
「現金が使えない状況に初めて直面し、キャッシュレス決済の用意もしておこうと思いました」と話していました。
関連記事:あわや窃盗犯に…! セルフレジで起きた思わぬ失敗3つ
■約6割、レジなどが無人化され困った経験
ちなみに、fumumu編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に行なった意識調査では、全体で59.7%の人が「レジや受付などが無人化され、利用方法が分からず困った経験がある」と回答。
男女別に見ると、男性58.1%、女性は61.2%と女性のほうが若干高い割合に。
関連記事:財布からお札を出そうとしたら「えっ…」 約4割が経験しているトラブル
■「便利」との声が目立つ一方で…
インターネット上の反応を見ると、「今日初めてスーパーでセルフレジ使ってみました(遅すぎる)コレめちゃくちゃ便利だ」「スーパーのセルフレジは便利ね! さっさと済むし、同時に袋詰めできる」と、その利便性に感動したという声が多数見受けられます。
その一方で使いかたに戸惑う人も多いほか、「スーパーのセルフレジが便利に思う一方で、顔馴染みのレジのおばちゃんとの会話が減った」「これが進むと店員さんどころか誰とも話さない日常を想像し、それがいいことなのかはわからなくなった」という声も見受けられました。
マスクの着用も「個人の判断」に緩和され、人との程よい距離感を探っているように、無人化・自動化についても、いま社会全体で良い塩梅を模索している段階なのかもしれませんね。
・合わせて読みたい→あわや窃盗犯に…! セルフレジで起きた思わぬ失敗3つ
(文/fumumu編集部・衣笠 あい)