ジャニーズ事務所の“後手後手の対応”に、元・文春記者「崩壊カウントダウン」
嵐・櫻井翔さんの『news zero』での発言にも辛辣な意見を述べました。
YouTubeチャンネル『元文春記者チャンネル』が13日、動画を更新。元マネージャーの性加害や、社外取締役に就任する人物のスキャンダルなど、現状のジャニーズ事務所について説明し「崩壊は止まらない」と語りました。
【動画】嵐・櫻井翔さんの『news zero』での発言にも辛辣な意見
■元マネージャーも性加害を告白
元週刊文春の記者・赤石晋一郎さんと甚野博則さんが様々なニュースを掘り下げていく同チャンネルで、「ジャニーズ崩壊カウントダウン」と題して動画をした今回。
先日「文春オンライン」では、ジャニーズ事務所の元マネージャーだった男性がJr.に対して性加害をしていたと報じ、取材に応じた本人が数名のJr.に加害していたことを認めています。
これに赤石さんは「これは結構、大きいと見ていて…」と切り出し、「ジャニーさんがなくなったから、よしとしている部分があったけど」「他にも(加害者が)いるという話だと、ジャニーズ事務所の風土や体質じゃないかと…ジュリー派と言われたマネージャーで、そういう空気感のなかで性加害を行っていた」と説明しました。
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■“社外取締役”に「付け焼き刃対応」
またジャニーズ事務所は先月26日、WBC侍ジャパンのヘッドコーチ・白井一幸氏が社外取締役として就任することを発表(7月1日付)。その後、白井氏は文春に、過去の数々のコンプラ違反を報じられました。
「白井さんの回答がバカバカしくて…」と話す赤石さんは、白井氏が弁護士を通じてコメントした「全てを糧として次世代のために、身を粉にして動いていきたいと考えています」を紹介(一部抜粋)。
甚野さんは「ジャニーズに行ったらまずいでしょ。社長がこう発言したらどういうこと?」と苦笑し、赤石さんも「どうかしてるよ」と頷きながら「明らかにWBC人気で外面だけよくしよう、という付け焼き刃対応というのがよく表れている」と苦言を呈しました。
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■橋田康氏の言葉に「よく未来が見えている」
同チャンネルで先日、被害者のひとりである橋田康さんへ赤石さんがインタビューした動画も公開し、ここで橋田さんは「徐々に壊れていって手遅れになるよりも、悪いものは完全に壊したほうがいい」と発言しています。
赤石さんは「彼はよく未来が見えているなと思った」といい、「マネージャーの(性加害)問題も、白井さんのスキャンダルも出るし…と、後手後手になっている」「こんな状態では、ジャニーズ事務所の崩壊は止まらないんじゃないかな」と考えを述べました。
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