米ディズニーで男性キャストの“コスチューム”に非難の声 ボイコットの呼びかけも
男性のコスチュームに「家族をディズニーに連れていくのはやめよう」といった声も…。
日本でも親しまれる夢の国、ディズニー。通称「キャスト」と呼ばれる従業員は欠かせない存在と言えますが、アメリカでは、男性キャストのコスチュームが物議を醸す事態に。
『Daily Mail』など海外メディアが報じ、注目を集めています。
■男性が「妖精のおばあさんの見習い」に
アメリカ・カリフォルニア州のディズニーランドにある「ビビディ・バビディ・ブティック」では、男性キャストが、シンデレラの「フェアリーゴッドマザー」こと「妖精のおばあさん」の“見習い”に扮した格好で、子供たちを迎えました。
青と紫のドレスを着用し、顔にメイクを施した男性。
この様子は、コートニー・ファーバーさんが「娘への対応を称賛する内容」として、TikTok上に動画を投稿したことで拡散されましたが、一部ユーザーたちが、男性のコスチュームを「不適切」と非難。物議を醸す事態となりました。
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■男性の「口ひげ」に指摘する声
同社では近年、革新的な取り組みに努めていますが、今回の件は「行き過ぎ」と一部ファンを怒らせてしまったよう。
本来この「見習い」というキャラクターも「女性であることを自認していないキャスト」がより働きやすいように設定されたものですが、一部ユーザーからは「この男性は口ひげがあり“トランスジェンダー”ではない。どれだけの人がディズニーで働くことを望んでいるか考えてみて」と指摘する声も寄せられています。
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■ユーザーによる「ボイコット」の動きも
また男性が働いているお店は、3~12歳の子供たちが憧れのディズニープリンセスやプリンスに変身するための「ビューティーサロン」ですが「女装した男性は幻想を壊してしまう」といった声も。
この動画は26日に投稿されて以降、700万回以上閲覧されており、動画を見たユーザーのなかには「家族をディズニーに連れていくのはやめよう」と呼びかけるボイコットの動きもあるようです。
なお、同メディアでは同社に対し、この件について回答を求めているといいます。
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■「やり過ぎ」「親が気にしている」の声
今回の報道に、読者からは「いつもは気にしないけど、これはやりすぎかな。なぜ男性がそのキャラクターを演じる必要があるんだろう?」のほか「子供ではなく親が気にしていると断言できる」といった声も。
そのほか「こんなの見たら、ちょっと言葉が出ないよ」「これはやり過ぎ。キャストはとても優しい人なんだろうけど、小さい子にはちょっと無理がある」といったコメントも集まっています。
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)