地震発生時、エレベーターに閉じ込められたときに「やるべき4つのこと」

地震が起きたときに落ち着いて行動ができるよう、あらかじめ知っておくことが大切です。

エレベーターのボタンを押す男性

26日19時ごろ、千葉県と茨城県で最大震度5弱を観測する強い地震が発生。

これを受け、NHK生活・防災公式ツイッターが、エレベーターに閉じ込められたときに「やるべき4つのこと」を周知し、注目を集めています。

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■①すべての階のボタンを押す

エレベーター乗車中に地震にあった場合、以下の順番で行動することを推奨しています。

まず最初にとるべき行動は「すべての階のボタンを押す」こと。

エレベーター内で揺れを感じたら、すぐに自分のいる階の近くからボタンを押していきます。完全に非常停止する前なら、近くの階に安全に止まる可能性もあるとのこと。このことから、緊急地震速報が鳴ったらすぐにボタンを押すことも有効といいます。



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■②ドアを「閉めてみる」

2つ目にとるべき行動は「ドアを閉めてみる」こと。

エレベーターが非常停止するとき、ドアの一部が開いていることがあります。ドアが開いていると電気回路が落ちる仕組みになっているため、完全に閉めることで再び電気が通る可能性があるのだとか。



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■③非常ボタンを押す

3つ目にとるべき行動は「非常ボタンを押す」こと。

エレベーターには、外部につながる非常ボタンが必ずついており、このボタンを押すと、外部と連絡が取れる可能性があります。そのため、すぐにつながらない場合も諦めずに何度も試すことが大事なのだとか。



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■④大きな“音”を出す

4つ目にとるべき行動は「大きな音を出す」こと。

閉じ込められていることを外に知らせるには、音を出すことが有効なのだとか。固いもので音を響かせるようにたたいたり、ホイッスルを使用したりすれば、大きな音がでて外に聞こえやすいです。

大声で助けを呼びたくなりそうですが、外に届きにくいだけでなく、体力を消耗するおそれもあるため、助けを呼ぶには、「大声」よりも「大きな音」が大事とのこと。


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■「勇気が要る」「知らなきゃ自分を守れない」

今回の周知でとくに反響があったのが、2つ目にご紹介した「ドアを閉めてみる」。ネット上では「2番知らなかった。そして閉めてみるという行為が怖い…分かっていてもいざとなったらパニックになってしまうからエレベーター内に貼って欲しいです」「勇気が要るなぁ。これ、特番作って実際にシミュレーションして欲しいです」というコメントが寄せられました。

また他には「頭では理解していても、いざとなるとなかなかできないものですよね」「閉じ込められたとき1番怖いのはトイレないとこだなって思う私平和ボケ」「知っていると良い、っていうより、知らなきゃ自分を守れないかも」といった声がつぶやかれています。

いざというときのために、ぜひ覚えておいてください。

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