チョコプラ、若手芸人の収入額に本音 「ずるいな…」「時代なのかね」
ブレイクするまで苦労していたというチョコレートプラネット。今の若手の給料額の多さにショックを受けたようです。
28日、お笑いコンビ・チョコレートプラネット(松尾駿さん、長田庄平さん)(以下、チョコプラ)の2人がパーソナリティを務める『チョコレートプラネットの東京遊泳』(文化放送)にて、若手芸人達の収入事情に言及する場面がありました。
■ネット配信で収入を得る若手
現在はテレビなどでも活躍中のチョコプラですが、新人時代は知名度や人気をあげるために、毎日のように劇場に立ちネタを披露する日々。
そんな時代を回顧するなか、長田さんから「今の若手って、You Tubeの配信とかで俺らが若手の頃より全然食えてるらしい」とポツリ。
松尾さんも覚えがあるようで、実際にある後輩の給料を聞いたときに「え、こいつらそんな貰ってんの?」とショックを受けたことを明かします。
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■初めて100万の給料を目にしたときは…
今でこそ十分な給料を得ているというチョコプラですが、若手時代の頃はなかなか給料があがらないという日々が続いていたのだとか。
「100万いったときさ、『うわー、やっと100万いった』って」と、月の給料が初めて大台に乗ったときを振り返った松尾さん。しかしその時はすでにブレイク後で、テレビでも多くのモノマネを披露していた時期から少し経ってからだったそうです。
「露出度でいったら、けっこう頑張ってやっと…」との苦労を語った松尾さんは「それが、俺らも知らないような若手が今はそれぐらい貰ってますよ」と、今の若手芸人のほうが給料の割合がいいとこぼしました。
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■「ずるい」との本音も
自身の若手時代と比較して、今の若手のほうが給料が多いと感じているチョコプラの2人。その一方で長田さんは「ある種、ハングリー精神みたいなのなくなってきてる気も…。『これでいいじゃん』って思っちゃう」と、向上心が生まれないのではとの懸念も感じているようです。
長田さんいわく、若手時代は人気が欲しいという思いはもちろん、金銭面も恵まれていなかったためギリギリの生活を送る日々だったそうで、「みんなでお金の貸し借りやってなんとか…『ここで売れんと』って」と、ハングリー精神が培われる環境にあったのだとか。
苦労をしてきた経験があるからこそ、今の若手芸人がネットの動画配信などを駆使して多くの給料を得ている状況に、松尾さんは「『いいね』とは思うけど、『ずるいな』」との感情も芽生えてしまうと本音を吐露しました。
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■「このシステム破綻しないかな」
今の若手芸人達の活動拠点や給料形態について「またやっぱ違うのかな、時代なのかね…」との思いを語った長田さん。
「なんかどっかでこのシステム破綻しないかな」と、密かな願望を口にした松尾さんに「いや、破綻はすると思うけどな。それはそれで」と、長田さんも同調。
「時代が変われば、またそれも変わってくる」と、今のネット配信文化もいつかは廃れていくだろうとの見解を示していました。
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(文/fumumu編集部・宮崎 みやび)