見取り図・盛山、テレビ番組で父親を“毒親”扱いされた過去「演出って怖い」
見取り図・盛山晋太郎さんが、テレビ番組で父親を「毒親」として紹介された過去を回顧。実際の父子関係は…。
10日に配信された『スタンド・バイ・見取り図』（TBS Podcast）にて、お笑いコンビ・見取り図（リリーさん・盛山晋太郎さん）が過去に出演したテレビ番組を回顧。
盛山さんの父親を”毒親”扱いされたことがあったそうです。
■リリーが「めっちゃかわいそう」と思った演出
家族に関するトークのなかで、リリーさんは「俺さ、めっちゃすげぇなって思ったんが…」と切り出し、過去にコンビでゲスト出演したあるテレビ番組を回顧。
打ち合わせで「盛山さんのお父さんってどんな人？」との質問があり、それに対し盛山さんが「イタズラっ子みたいな人」と言いながら、父親とのエピソードを語ってたのだそう。
すると本番では、盛山さんの父親のエピソードがVTRで流れ、「毒親みたいに書かれてて、めっちゃかわいそうやった」と、リリーさんは当時を振り返り、盛山さんも「あった！ 思い出した！」と反応。「ほんまテレビの演出って怖いですよ。俺めっちゃ悲しいねん、あれ」と、当時の心境を吐露しました。
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■「陽気なイタズラ」のつもりのエピソードが…
打ち合わせで盛山さんが語ったエピソードは、「僕が同級生達と遊んでたら、ベランダから顔出して、オレとそのツレらに向かって水風船投げてきて…『おとんや』ってなったらケタケタ笑ってる」というものや、「友達泊まりにきたらおばけのお面かぶって、夜中に『うわああ！』ってきたり…」という内容など、盛山さんとしては「陽気なイタズラ」との認識で打ち合わせで話したそうです。
しかし本番で流された再現VTRは盛山さんの知る父親とは大きく違うものだったのだとか。「まるでほんまに人殺しの再現VTRみたい」「BGMもおぞましい…警察24時みたい」と、感じたという盛山さん。
実際は「『なんやねん』ってみんなゲラゲラ笑ってる」ような微笑ましいエピソードだったはずが、「テロップもおぞましい感じで『盛山の毒親は…』みたいに」とされてしまったことに、当時の盛山さんは衝撃を受けたようです。
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■父親からの連絡が途絶える
問題のテレビ番組に出演していた時期は、見取り図としてテレビに少しずつ出演できるようになっていた頃で、当時は盛山さんがテレビ出演すると、父親から連絡がきていたのだそう。その番組の放送前も父親から「録画して見るわ」との連絡があったものの、放送後から「2～3週間、連絡なくなって…。めっちゃ悲しいやん」と、当時を振り返った盛山さん。
なお、そのテレビ番組でMCをしていたタレントも、盛山さんの父親をフォローするようなコメントをしてくれていたそうですが、「俺があたかも『あのときの父親は奇人でした』みたいなVTR作られた」「あれはめっちゃテレビナイズされてた」と回想。
また、父親からの連絡がなくなっただけでなく、40代のいとこの女性からも「ああいうのやめや。おっちゃん悲しむから」と注意されたと明かしました。
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■リスナーからも同情の声
ちなみに放送当時、盛山さんは視聴者の反応が気になり、エゴサーチをしていたところやはり「めちゃくちゃ書かれてた」のだそう。父親のイタズラは事実であるものの「80倍盛りぐらいのVTRやった」と、主張しました。
このエピソードにリスナーからは「再現Vで毒親演出は可哀想やな」「むっちゃ面白いパピーやのに『毒親』ってワード絶対使い方間違ってるよな〜って思いながら見たの思い出したな」「愉快なお父さんが毒親扱いは悲しい」など、同情の声が寄せられています。
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（文／fumumu編集部・宮崎 みやび）