外出先で突然ストッキングが伝線…。女性なら多くの人が経験したことがあるハプニングではないでしょうか。
都内ローソンのあるトイレでは、そんな「女性客のハプニングに寄り添った対応」に多くの称賛の声が寄せられています。
■着替え用にスノコを設置
話題になっているのは、都内にある「ローソン 渋谷桜丘町南店」における光景。トイレの壁をよく見ると、そこには一枚の「張り紙」とその下には「スノコ」が立てかけられています。
張り紙を見ると…そこには「お客様へ ストッキングの着替え時にスノコをご利用ください」といった指示書きが。
このスノコは、トイレ内における着替えで「床に素足や靴下が直接触れないように」設置されたもので、オーナーのアイデアによる独自のサービスだといいます。
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■「購入されたお客様が困らないように」
ちなみに、ローソン広報へ該当店舗について取材を行なったところ、オフィス街に位置している店舗ゆえ「ストッキングを購入されたお客様が困らないように」という配慮のもと、2015年頃から設置されたものだそう。
設置以降、スノコを活用する利用客は少なくないようで、担当者いわく「普段立てかけているスノコが、時折床に置かれていることがあり、少しでもお役に立てて嬉しく感じます」とのこと。さりげない心遣いが、多くの女性客を救っているようです。
ツイッター上では「何気なく使ってるコンビニでも、こういう発想に出会うと感動しますね」「細かい部分まで親切な、日本人らしさが表れていますね」など、多くの称賛の声が寄せられています。
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■約6割「外出先で穿き替えたことあり」
ちなみに、fumumu編集部で全国の10代~60代の女性514名を対象に「外出先での着替え」について調査を行なったところ、全体で62.9%の人が「外出先でストッキングが伝線してしまい、はき替えた経験がある」と回答。
やはり多くの女性が突然の着替えを要したことがあるようです。
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■30代女性「この店舗のように…」
編集部が話を聞いた30代女性は「めちゃくちゃ経験あります! 着替え台があると本当に便利ですね」と回答。
40代の女性からは「コンビニのトイレで履き替えた経験あります。座りながら履いて、自分の靴の上に乗っかってストッキング持ち上げたらよろめいて…その瞬間に伝線できた時は泣きそうになったので、これは助かります」とのコメントも。
また就活のときに、ストッキングの伝線で着替えを余儀なくされたという女性も「この店舗のように駅のトイレに着替え用のプレートが置かれていて、ヒールを履いていたので便利だな、と思いました」と話しました。
さりげないことですが利用客の立場を常に考慮しなければ、なし得ない今回のサービス。お店側の対応のセンスに拍手です!
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(取材・文/fumumu編集部・黒木 ゆず)