『あさイチ』排便後、拭くときの「トイレットペーパーの適量」にスタジオ驚き
排便後のトイレットペーパーの適量は? 研究者の意見を聞き基本的には「手洗いが大事」という結論に。
13日放送の『あさイチ』(NHK系)では、「トイレットペーパーの適量は?」という問題について取り上げました。
とりわけ気になる排便後の「菌」について専門家の意見を紹介し、注目を集めています。
■平均は「0.8m」適量は定められていない
大便を拭くとき、トイレットペーパーをどれぐらい使えば大丈夫なのか…。人にはなかなか聞きづらく、気になる問題ですよね。
同番組の視聴者からも「どのくらいの長さを使うのが適正なの?」という質問があり、ゲストの美容家・IKKOさんをはじめとるす出演者たちは「3回手に巻く」くらいではないかと予想。
アンケート調査の結果は1回あたりに取る長さは平均「0.8m」とのこと。メーカーとしては「トイレットペーパーの適切な使用量は定めていない」とのべており、衛生用品として「清潔に肌に負担なく」使うことが基本だといいます。
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■10枚重ねても菌は残る、手洗いが重要
そこで番組では、トイレと感染症の予防に詳しい山口東京理科大学の薬学部教授・尾家重治さんを取材。尾家教授曰く、トイレットペーパーには小さな隙間があり「10枚重ねしようが20枚重ねしようが基本的には菌は通る」様子。
実験では、4枚重ねでは約4万4千個、8枚重ねは2万3千個の菌が付着しており、「(菌は)紙を通過するという前提でトイレットペーパーを使う必要がある」「基本的にはトイレの後は十分な手洗いが必要」という事実が明らかになりました。
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■紙を重ねても「無駄な抵抗だった」と驚き
博多華丸・大吉の博多大吉さんは、「こんな付くんだ」「もう万単位で付いてる」と驚き。使う量より手洗いが大切ということで、「菌のこと考えていっぱい分厚くしても無駄な抵抗だってことですかね」と結論付けています。
博多華丸さんは「めっちゃくちゃ洗ってもですか? 温水洗浄で」と温水洗浄の利用についても考察。教授によると温水洗浄を使ってから拭くと菌の数は10分の1くらいになるそうですが、大吉さんは「それでも4千くらいはある、2千から4千は」と、「残る」ことを強調しています。
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■シングルタイプには表と裏が
ちなみに研究者は4枚重ねしているそうですが、菌がつくのが嫌だと思いすぎてたくさん使うとトイレをつまらせてしまう可能性もあり、やはり基本に立ち返って「丁寧に手洗いをする」ことが大切になってくるもよう。
また、シングルのトイレットペーパーは表と裏があり表が肌触りが良いため、「A 上に巻き上げる」か「B 下に巻き下げる」では「Bのほうがおすすめともアナウンスしています。
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(文/fumumu編集部・星子)