カズレーザー、レクサス盗難被害多発に困惑 「物理的に…」
高級車レクサスの窃盗被害が全国で多発しており対抗するには「コストも払わなきゃいけないってことなんですかね」。
6日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、高級車レクサスの盗難が相次いでいる問題について報道。
お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーさんは巧妙な手口に困惑しつつ、盗難されないための対策について思いを巡らせました。
■高級車レクサスを10分で持ち去る
全国各地で高級車レクサスの窃盗被害が多発し、警察が注意を即す事態に発展しています。
同番組では、大阪府で起こった盗難の一部始終の収めた防犯カメラ映像も公開。真夜中に駐車場に車で乗り付けた2人組が、わずか10分ほどでいとも簡単に車を持ち去る手口は衝撃的。
純正のセキュリティーをかけてロックしてあるはずの車のドアを自然に開け、数分の作業で車を動かし盗難する手口は、「CANインベーダー」と呼ばれる特殊機器を使ったもの。自動車のコンピューターに侵入して制御信号を偽装する「CANインベーダー」そのものへの対抗策は、岡山県警によると「今のところ無い」とのことです。
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■アナログ対策で「盗るの大変だ」と思わせる
専門家は、盗難対策としては「時間稼ぎを行うような対策はもちろんだが、むしろ『盗まれるかもしれない』という意識を持つことが大切」とコメントしています。
「ハンドルロック、タイヤロック、盗まれることを視野に入れた追跡用にGPS」などを推奨しており、盗難手口そのものは事実上「お手上げ状態」。
そういった現状に司会の谷原章介さんも、「まぁ確かにコンピューター乗っ取られてしまったらねぇ。スッともっていかれてしまうとなったら」「こうやってアナログで見た状態で『これ盗るの大変だ』て思わせるしかないのかもしれませんが」と考察しました。
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■防ぐには「コストも払わなきゃいけない」
カズレーザーさんさんも、「これ純正のセキュリティー導入しててもまぁ車を1個のコンピューターと考えちゃえば、それを全部オフにできるから効果がないってことで、別のセキュリティーユニットとかを乗せるのがいちばんいいとは思うんですけど」「ハンドルロックとか、時間稼ぎになるっていっても本気でやってきたら一発で外しちゃいますもんね」と困惑気味。
つづけて、「音を鳴らすとかそういう、あとGPSの搭載はたしかに…ただ防ぐっていうより後から見つけるってことだから直接防ぐ方法ってないってことだから…」「本当に物理的に、屋外じゃなくて囲まれているような、セキュリティーのしっかりしている駐車場にするとかそういうコストも払わなきゃいけないってことなんですかね」と、頭をひねっていました。
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■GPSを仕込んだことにより追跡可能に
同番組によると、過去には、車内にGPSを仕込んだことにより追跡が可能になり、紛失から2時間後に発見されたケースもあるもよう。
業界全体が「CANインベーダー」対策を進めて新たな対抗策ができるまでの間は、何かしら「アナログのロック」をつけることで、犯人側に「盗みにくい車」と印象付ける効果も期待できそうです。
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(文/fumumu編集部・星子)