ホリエモン、モスバーガー“100万食限定販売”商品に訴え 「寂しい」「考え直して」

本日から、モスが個数限定販売している「黒毛和牛バーガー」。この価格にホリエモンは「考え直しませんか?」と熱弁。

堀江貴文

28日からモスバーガーが「一頭買い 黒毛和牛バーガー 特製テリヤキソース」を販売。スタート前からネットでは「早く食べたい!」「黒毛和牛をこの価格で食べられるなら並ぶ!」など話題になっています。

しかし、実業家でタレントの“ホリエモン”こと堀江貴文さんは思うことがあるようで…ツイッターやYouTubeで“和牛”への想いと、価格設定について熱弁しました。



■黒毛和牛バーガー・690円

先日、モスバーガーを展開するモスフードサービスは、28日から国産黒毛和牛の高級部位を使ったハンバーガー「一頭買い 黒毛和牛バーガー 特製テリヤキソース」(690円・税込)を全国の店舗で100万食限定で販売することを発表しました。

牛を一頭丸ごと買い付け(350頭ほど)ることで仕入れコストを抑え、サーロインやヒレなどの高級部位を含む19の部位を使っているとのことです。

これを受け26日、堀江さんは「100万食で販売価格690円ということは原価率考えても和牛分は200円が限界だろう。それで計算すると350頭なら一頭57万円。こんなん補助金ナシだと成り立たんやろ。。」と投稿しました。



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■ツイッターのコメントにも返答

堀江さんの投稿には多くの反応があり、たとえば「和牛100%、A5のみ使用とは書いて有りません。3番位で技を使えば可能かと、、、」とのコメントには「そういう話じゃなくってさ、3年もかけて育てた和牛がたったの57万円っておかしくね?って話だよ。年間20万円以下だろ。手間のかかる和牛育てて月1.8万円でビジネスになんねーだろ」と返答。

「手軽に和牛に触れる機会として、いい気がしますが、違いますか?」との意見には、「高級ブランドというのはごくたまにしか手に入れられないから価値があるんでしょ?」と返し、「繁殖農家から肥育農家まで皆んなが豊かになるサプライチェーン作らないとサスティナブルじゃないよ」と考えを伝えました。



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■「黒毛和牛に関わるほとんどの人たちが…」

多くの反響を受けてか、27日には「モスバーガーさん、黒毛和牛バーガーの価格破壊考え直しませんか?」と題して、自身のYouTubeチャンネルを更新した堀江さん。

民間企業が実施していることに「勝手っちゃ勝手なんですけど…」と言いつつ、「正直、和牛のためになるのかと…黒毛和牛に関わるほとんどの人たちが損をする施策なんじゃないかと思いまして」と持論を展開。

また、堀江さんは、和牛専門家のシェフ浜田寿人さんとともに2016年、完全会員制和牛レストラン「WAGYUMAFIA」を設立していますが、「ブランドを作って黒毛和牛を高く売ろうとしている人たちからすれば『その価格は、なんなんだ』と…言語道断だなと思いまして」と訴えました。

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