適正AV業界と性病検査:アダルト業界関係者の喋り場

アダルト業界の作り手側で働く女・るいが、無限に広がる「性」の世界…ファンタジーを通して見る「リアルな性」の話を、本音でお伝えしていきます。

本音で性の話がしたい

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■梅毒、流行中

近頃、「梅毒患者が統計以来初めて年間1万人を超えた」というニュースが世間を騒がせています。梅毒は性感染症の一種で、主に性行為によって感染します。放っておくと臓器に重大な合併症を起こす可能性もあり、抗生物質などが発達していなかった江戸時代等では、遊郭の女性などを中心に代表的な死因の一つだったと言われています。

現在梅毒が増えている理由については、憶測の域を出ないので割愛させていただきますが、そんな危険な性感染症にかかるリスクが自分の身の回りでも高まっている、というのは紛れもない事実です。

梅毒に限らず、淋病やクラミジアなど、主に性行為によって感染する性感染症は誰もがかかるリスクがあります。そういった性感染症を発見するために、「性病検査」があります。



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■適正AV業界と性病検査

適正AV業界では、性感染症の被害を防ぐため、出演者は出演の前に必ず性病検査を受け、1か月(30日)以内の検査結果をメーカー側も行為の相手も確認する、ということが義務付けられています。陽性となった出演者はもちろん出演することができません。

デビューを迎える女優さんは、そのタイミングで人生で初めて性病検査を受ける、という方も多いのですが、そこで性感染症が発覚する、というケースが実は多々あります。デビューする女優さんに対して、体感1-2割程度の方が何かしらの性感染症に引っかかっており、一旦撮影を延期して完治してから再度行う、といったことが起きている印象です。

これが何を意味するかというと、「性病は意外と自覚症状がないことも多い」ということです。何も日常生活に不便を感じていなかったけど、受けなければならないから検査を受けたら性病だった、そのレベルなのです。そしてきっと、その状態のままパートナー等と性行為をしていて…こういったケースが後を絶たないのだと思います。

デビュー女優さんはもともと風俗等で働いていた方も多く、一般の方々よりは性病の割合が高いかもしれませんが、まったく風俗経験のない方でも性病にかかっていることもありますし、皆さんの身にも十分起きうる出来事です。

そこで、皆さんにお伝えしたいのは、「とにかく一度性病検査を受けてみてほしい!」ということです。

続きを読む ■実際に役立った性病検査

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