適正AV業界と性病検査:アダルト業界関係者の喋り場

アダルト業界の作り手側で働く女・るいが、無限に広がる「性」の世界…ファンタジーを通して見る「リアルな性」の話を、本音でお伝えしていきます。

■実際に役立った性病検査

私事にはなりますが、実は先日彼氏から「性病検査したら喉クラミジアと喉淋菌引っかかった!」と連絡をもらいました。おそらく少し前に行った風俗が原因とのことで、私はその時は一緒に検査を受けていなかったのですが、担当医の指導の下、私の分の治療薬ももらい、その後受けた検査では無事に二人とも陰性という結果でした。

不幸中の幸いだったのは、私も彼氏も不特定の人と関係を持つことがあるため、AV業界の慣例にしたがって、1,2か月に一度性病検査を受けていたことです。1か月前にも検査を受けていて、その時は二人とも陰性だったため、「この1か月で性病にかかったんだな」という特定ができるのです。

そこから、私もこの1か月で関係を持った相手に「ごめん、ひょっとしたら性病だったかもしれない!」と連絡を送り、相手方にも性病検査を受けてもらいました。幸い相手方は皆陰性でしたが、もしここで連絡を怠った場合、これが原因でどんどん性感染症が広まってしまう可能性があるのです。


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■ぜひ一度、性病検査へ

性感染症は粘膜接触・体液付着によって起こるため、ごくまれにですが、温泉・サウナや公衆トイレ、または咳やくしゃみによってうつる場合もあります。本当に誰もがかかっている可能性があるのです。

たまにある話で、結婚前のブライダルチェックで性病検査を初めて受けたカップルが、どちらかのみが性感染症にかかっており、浮気を疑われる、といったケースがあります。これには上記の理由の他に、「どちらかがかかった状態で性行為していても、相手にかからないときもある」という理由が考えられます。風邪と同じで、免疫力が下がっているから症状が出る、ということも多分にしてあるのです。

こういった話においても、もし早い時点で性病検査を受けておけば、性病にかかった期間を推定することができますし、次のパートナーとも晴れやかな気持ちで関係を持つことができます。正しい知識を持って性病検査を受けることは、相手を守ることにも、自衛にもなるのです。

保険が効かないのが難点なのですが、1.5万円ほどで、翌日には結果を知ることができます。性行為の経験がある方はとりあえず一度、新しいパートナーを迎える前に一度、不特定の方と関係を持つ方はぜひ一か月に一度、性病検査を受けてみてはいかがでしょうか。


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(文/fumumu編集部・るい

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