マッチングアプリで会ったピュアな彼… 自宅に行って感じた“怪しさ”
マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。
リアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 女芸人小出真保の婚活ダイアリー』。
「マッチングしていただきありがとうございます。よろしくお願いいたします」マッチングアプリTにしては固い文章が来ました。まともそうな彼なのですが、めちゃくちゃ”仕事の打ち合わせ”っぽい…。
この直感は正しかったのです。これはマッチングアプリにけっこうな数潜んでいる、要注意人物だった!?
■丁寧すぎるメッセージ
「仕事の打ち合わせメッセージ」は、続いていました。「まほさん、プロフィールにカラオケがお好きと書かれておりますね! 当日もしお時間がありましたら行けたらと思います」。まるで、接待。マッチングアプリでカラオケに誘うのにこんな堅苦しい誘いかたは珍しすぎる。
「それでは、○日○時、渋谷駅○○口、お待ちしております。よろしくお願いいたします」。また改めて日程をご丁寧に送ってくる。
この仕事の打ち合わせ感。違和感が…しかし「お魚屋さん、美味しそうだな♪」とこの時、私はレストラン予約の喜びが上回っていました。
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■若すぎる見た目
待ち合わせ場所は渋谷。「僕は時間通りに着きそうです、よろしくお願いいたします。青いアウターを着ています」。丁寧であることは、こちらとしては気分が悪くならないので、良いことかもしれないと思いました。
そんななか、青いアウターの彼を発見。わ、若い!! あれ? 30代前半だったよな? とても童顔。まさか大学生じゃないよね…?
「はじめまして、まほです」「あっ、よろしくお願いします。それでは、早速ですが、お魚屋さん向かいましょうか」と彼はテキパキと動き出しました。
5分くらい歩くと「あれ? あれ?」とGoogleマップを見ながらお店を探すのに苦戦している模様。その姿が、なんだか予備校生にも見えてきて、私はプロフィール通りの年齢かどうかを確認しました。どうやら年齢には偽りはないよう、そして、彼はこう言いました。
「確かに、僕、童顔ですよね。でも、これから、もっともっと成長していくつもりです、あと5年後には、ビジネスは大きくなっていますので」。
ただ、年齢確認しただけなのに。突然ビジネスの話に飛躍している…。