磯村勇斗、カンヌ参加時の心境を口に 「言葉にできない感動を味わった」
磯村勇斗さんが、カンヌでスタンディングオベーションが起こったときの心境を語りました。
俳優の磯村勇斗さんが30日、都内で行われた映画『PLAN 75』の舞台挨拶付き凱旋プレミア試写会に、女優の倍賞千恵子さん、監督の早川千絵さんと共に出席。カンヌ国際映画祭で同作品が上映されたときの心境を口にしました。
■非常にうれしい
映画『PLAN 75』は、第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、カメラドール スペシャル・メンション（特別賞）を受賞した作品。凱旋プレミア試写会に登場した倍賞さんは「これからお腹が空いてご飯が食べたい時間なのに、こんなにたくさんの人に集まっていただいて、とっても感動しています」と喜びをあらわに。
磯村さんは「ようやく日本で『PLAN 75』を初上映できるということで、非常にうれしく思っております。短い時間ですけど、楽しんでいただけたら」と挨拶します。
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■境遇によって観方が変わる映画
日本初上映前の気持ちを聞かれた磯村さんは「見る年齢、育ってきた環境、出会ってきた人によって観方が変わる作品だと思います。自分は20代後半ですけど、その年代の人が観てどう感じたのかがすごく気になっているので、早く感想を聞きたいなとワクワクしていますね」と吐露。
倍賞さんは「ドキドキドキドキしていますが、自分も楽しんでいます。みなさんに初めて観ていただき、どんな反応がいただけるのかとても楽しみです」と話しました。
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■言葉にできない感動を味わった
カンヌ国際映画祭で同作品を上映した後、スタンディングオベーションが起きたことについて、磯村さんは「自分が出演している映画を海外で上演して、エンドクレジットのときに拍手をいただきながらスタンディングオベーションしていただく…っていうのは人生で経験したことがなかった。なんとも言葉にできない感動を味わえ、映画ってすごく魅力があるんだな、愛していきたいって強く思いましたし、すごく素敵でした」としみじみ。
また、レッドカーペットを歩いた感想を聞かれた磯村さんは「『こんな景色をこの歳で見ていいのか』と感じたので、もっと貪欲に頑張っていこうって思いました」と振り返り、気合を入れていました。
映画『PLAN 75』は、6月17日より全国ロードショーです。
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（取材・文／fumumu編集部・fumumu編集部）この記事の画像（8枚）
