7月に入り、新卒で入社した人達もそろそろ会社に慣れてきた頃ですね。
しかし、中には「すでに転職を考えている」「入社したのがブラック会社だったからやめたい」と肩を落とす人もいるのかもしれません。
今回は、実際に体験したブラックに勤めた人の話を聞いてみました。
■売れなければ上司から怒号！
「昔、個人向け商品の訪問販売の会社で働いていたときはブラック会社でした。
最近はあまり見かけませんが、高校の卒アルを大量に入手して片っ端から載ってある電話にかけて商品を売るためにアポをとるんです。売っている商品は高額で10万円以上するもので、給料は手取り18万円であとは歩合制でした。
1日3件は必ずアポをとるのが目標で、もし取れなかったり、アポをとっても商品が売れないと上司からの怒号が飛んできました。1度、アポをとっても商品がまったく売れずに、上司から空の紙コップを投げつけられたこともありました。
会社は上司以外、全員女性でしたがその様子を見ても1度もフォローしてくれることはありませんでした。さすがにその環境が怖くなり、入社して半年で会社をやめてしまいました」（30代・女性）
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■仕事内容が違いすぎる昭和の会社
「データ入力などの事務作業ということで応募したのに、いざ入社すると営業として客回りに行かされました。
仕事内容と違うと抗議すると『上から命じられたことは何でもやるのが当たり前でしょ』、『君、要領悪いって言われない？』などというパワハラまがいの言葉を投げかけられました。
また、社内の飲み会には強制参加させられてお酌を求められたり、『〇〇ちゃんは彼氏とかいないの？』と、セクハラまがいのことを言われることも…。
兄にこの話を相談すると、『今時、そんな会社ありえない！ 昭和かよ！』と言われたことで目が覚めて退職することに。やめるときも『そんなにすぐやめたら、今後社会で上手くやっていけないぞ（笑）』と上司に嫌味を言われましたね」（20代・女性）