チック症公表のYouTuber、顔出し決意の理由に反響 「勇気付けられました」

チック症を抱えるYouTuberが、顔出しで動画に登場。ある意味、チック症ならではの理由は?

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(pressureUA/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

YouTubeで最近増えているのが、病気の当事者がその苦悩や日常について発信するコンテンツ。医療系サイトだけでは知ることのできない、リアルな実態を知ることができるのが特徴です。

25日、チック症を公表しているひとりのユーチューバーが顔出しで動画に登場。様々な感想が寄せられています。



■理解が進まないチック症

チック症とは、不規則で突発的な体の動きや発声が、本人の意思とは関係なく繰り返し起きてしまう疾患のこと。根本的な原因は解明されておらず、自分自身で症状をコントロールすることは難しいとされています。(多種類の運動チックと1種類以上の音声チックが1年以上続く場合はトゥレット症候群と呼ばれます)

そんなチック症(トゥレット症候群)を抱えているのが、今回紹介するチャンネル「チック症の日常」(登録者数5500人)運営者である、男子大学生のタカハシさんです。



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■「やってはいけないことをしてしまう」

当事者によって症状は様々なチック症ですが、タカハシさんの場合、「やってはいけないことをしてしまう」という傾向が強いそうで、3月31日公開の動画で紹介しているのが「引っ掻きチック」。対象は様々ですがとくに困っているのが自身の指を引っ掻いてしまうことで、「痛いけどチックなのでやめられないです」とテロップで綴ります。

その他にも、飲食店にいると横のお客さんを見てしまうことがあるんだとか。そのメカニズムは「横に人がいるとわかる→チックを見られたくないと思う→『やってはいけないことをやってしまう』という傾向が強く現れる→横の人を見てしまう」というものです。

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