気象庁の予報によると、7月の気温は全国的に平年よりも高くなる見込みだそう。
汗ばむ夏には肌の露出が増える一方で、薄着になるのは日焼けの心配やエアコンと外気の気温差が大きいなど、デメリットが多いものです。
■4人に1人は夏でも長袖派
fumumu編集部では、全国20〜60代の男女1,477名に「夏でも長袖を着る」かの調査を実施しました。
「着る」と答えた人は全体で25.4%と、およそ4人に1人と判明しました。
性別・年代別では、すべての年代で男性よりも女性のほうが多くなっています。
日焼け防止のために、できるだけ腕を出さないようにしている女性に話を聞いてみました。
「私もそうですが、年を取ってから日焼けを気にする女性が多い気がします。若い頃は無茶しても表に出てこないから、『自分は大丈夫』と油断するんでしょう。
そのツケが年とともに出てきて、そこから焦る感じですね。私も今では暑さを我慢して、長袖を着ていますから」(40代・女性)
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■室内のエアコン対策にも
夏は外では暑いものの、室内では冷房がよく効いている場合がほとんど。寒暖差で体調を崩さないために、自分で対策をしなくてはいけません。
「室内では空調がよく効いていて、寒い場所もたくさんあります。そんなときのために、カーディガンを必ず持ち歩くようにしているんです。着ないときには腰に巻いていれば邪魔にならないし、私にとって夏の必需品。
会社でも上司が勝手にエアコンの温度を下げるので、そんなときにはカーディガンを羽織ってしのぎます。それで『寒いのかな?』って気づいてくれたらいいのですが、そうはいかなくて…」(20代・女性)
暑さによっては、長袖を着たほうがいいことも。
「半袖だと日光が腕の温度を上げて、痛いくらいのときがあります。なので直射日光がすごいときには、腕を出すよりも長袖のほうがまだましですね。
状況に合わせて対応するために、夏でもなにか1枚は羽織れるものを持っておいたほうがいいと思います」(30代・女性)
一方で、男性の中には、夏に長袖を着ている女性を見て驚いたことがあると話してくれました。
「日焼けやエアコン対策はわかるけれど、暑そうな素材の生地は見ててあまり感じのいい気はしないです」(30代・男性)
涼しげな見た目を意識して、健康を保つためにも、長袖を使って上手に体温調整したいですね。
(文/fumumu編集部・ニャック)