4月に新卒で入社して、早3ヶ月。実際に働いてみて、「想像と違った…」と、早くも第二新卒で転職を考え出している人もいるでしょう。
しかし、次に選ぶとしたら、どのような仕事が良いのでしょうか。
fumumu取材班が仕事の選び方について、求職中の20代男女に話を聞いてみました。
■「やりがいのある仕事」派
「事故や病気など、いつ、何が起こるか分からない人生。自分の時間には限りがあると思っているので、給与に関係なく、自分が楽しいと思う仕事をやりたいと思っています」(20代・女性)
やりがいを感じて仕事を楽しんでいる人は、お金に関係なく充実した人生を送っているようです。
「将来起業するために、『今は修行期間』だと思って、知識や経験などを学べる仕事を選んでいます。起業してから稼ぐつもりなので、今の給与は特に気にしていません」(20代・男性)
終身雇用制度が崩壊し始めてから、「一生同じ会社で働くことを前提に仕事を選んでいる人は少数派」との意見も。起業家への転身を考えている人は少なくないようです。
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■「給与が高い仕事」派
「自分の時間を切り売りしているんだから、高く買ってもらえる仕事を選ぶのは当たり前だと思っています」(20代・男性)
なかには、より高い給与を求めて常に求職しているツワモノも…。
「ONとOFFはきっちりわけています。OFFには趣味や買い物などの好きなことを楽しめるように、仕事は給与の高さで選んでいます」(20代・女性)
「子どもが欲しい」と思っている女性は、将来の出産や育児の負担を考えて、「仕事はお金を稼ぐためのツール」として割り切っているケースも。
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■価値観は人それぞれ…
fumumu編集部では、全国20~60代の男女1,500名を対象に、仕事はやりがいが最も重要だと思うか、調査を実施しました。
最も重要だと回答したのは64.7%と半数を超えます。
年代別では、20・30代の若い層に比べ、40代を境に、年配の方々のほうが仕事においてやりがいを重視する人が圧倒的に多くなっています。
人生は一度きりです。後になってから、「あのときに選んでおけば良かった…」と思っても、やり直すことはできません。
どちらの仕事が良いとか悪いとか比べるのではなく、自分が後悔しない仕事を選ぶのが一番のようですね。
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(文/fumumu編集部・志都)