合コンの幹事は、イベントの主催者と共通点が多くあります。メンバーを集め会場を押さえるなど、手腕が問われるのです。
意外と難しい要素がある合コンのセッティングは、誰が買って出ているのでしょうか?
■3割が合コンのセッティング経験あり
fumumu編集部では、合コンに行ったことがある全国の20~60代男女560名を対象に、合コンをセッティングしたことがあるか調査を実施しました。
全体で30.9%の人が「セッティングしたことがある」と答えています。
性別・年代別では、40~50代の男性が多くなっています。バブルを経験した人たちも含まれており、頻繁に合コンを行っていたのでしょう。
「大学の頃なんて、毎週のように合コンに行っていましたよ。合コンを1日で2個掛け持ちすることも、当時はやっていたんです。若かったなって、今考えると思いますね。
合コンで仲良くなった子に話を持ちかけて、次の合コンの約束を取り付けるんです。そんな流れで、自然にセッティングしていました」(40代・男性)
一方で若い世代は、合コン自体に行ったことがない人も多くなっています。
「会社の若い男性社員に聞いたら、合コン経験がない人もいて、びっくりしています。私たちの世代だと自分でセッティングしなくても、誰かが人数合わせなんかで誘ってきたので。
あまり興味もなさそうだし、『恋愛離れ』っていうのも本当かもしれないと思えてきます」(40代・男性)
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■おじさんたちは現在も合コンを開催
取材班が話を聞いてみると、40~50代男性の中には、現在でも合コンを楽しんでいる人がいるようです。ターゲットは、若い女性です。
「40代から50代の人との合コンは、たまにありますよ。来ている人を自分の親に置き換えて考えると、ちょっと悲しい気分になることも…。
結婚している人も多いし、どういうつもりで来ているのかと思います」(20代・女性)
おじさんたちの合コンでは、集まりが悪いとの声も。
「同世代からよりも、おじさんたちからの誘いが多い気がします。この世代の人たちって、合コンが本当に好きなんですよ。
ただ『女の子、集めておいて』とか言われても、相手がおじさんだとやっぱり乗り気になる子は少ないから困ります」(20代・女性)
若い頃のノリが抜けきれないままに、女の子を誘ってしまうのでしょう。そのせいで、セッティングを命じられた女性は大変な思いをしているのです。
(文/fumumu編集部・ニャック)