離婚の原因になることも? 共働きするなら外せない「結婚の条件」
共働き家庭は、専業主婦家庭よりも離婚しやすいと言われています。その理由について、経験者たちに話を聞きました。
共働き前提で結婚したけれど、共働きが理由で離婚してしまった……という夫婦は、少なくありません。どうして離婚したのかを経験者たちに聞いてみると、「共働きの協力が得られなかった」と。
また、「キャリアや収入に関わることは、具体的な条件について結婚前に話し合っておいた方がいい」と言います。
fumumu取材班が、詳しい話を聞きました。
①子育ての負担割合について
「どちらもフルタイムで仕事をしている場合、子育ての分担はトラブルの元に。『どちらが育児休暇を取得するのか』とか、『保育園の送迎や呼び出し時の対応はどうするのか』など。事前に話し合っておかないと、必ず揉めます。
元夫の頭の中は、専業主婦の価値観で。育児は『協力してあげている』というスタンスで自分の仕事を優先することが許せず、別れました」(30代・女性)
②収入を失った際の補てんについて
「妊娠・出産・子育てなどをする場合、独身時代と同じような働き方はできません。万が一収入が減ってしまった場合、どうやって補てんするのかは事前に話し合っておいた方がいいと思います。
私の場合、子育てのために総合職からパートへと職種変更したため、収入が大幅に減りました。その分、生涯に渡って夫が補てんしてくれるのなら問題ありませんが、離婚したら収入源がなくなる場合も。
離婚した今は、『総合職として働いていれば、もっと生活が楽だったはず』と、後悔しかありません』(30代・女性)