6月はジューンブライドとも言われ、結婚式が多いシーズンです。最近ではおめでた婚や授かり婚と呼ばれ、幸せそうな感じがする「でき婚」もよく聞きますね。
厚生労働省の「出生に関する統計」によると、4組に1組はできちゃった結婚とのデータもあります。しかし、一方で、できちゃった婚をした人の中には「後悔した」と思っている場合も。
fumumu取材班ができ婚経験者に大変だった話を聞いてみました。
①つわりが一番辛い時期に両家へ挨拶に
「プロポーズを受けたら、両家へ挨拶に行き、お互いの親から結婚の承諾をもらうのが一般的なルール。しかし、妊娠初期のつわりの時期に挨拶に行ったため、かなり体調が辛かった」(30代・女性)
とくに、両家が遠方にある場合は大変だったそうです。新幹線や飛行機などの移動はつわりの症状を悪化させることもあるので、気を付けましょう。
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②引越しで心身共に負担がかかる
「妊娠中の引越しは大変でした。作業の多くを業者にお願いすることはできましたが、想像以上に費用がかかり、泣きそうでした」(20代・女性)
でき婚の場合、急な出費がかさむことも…。貯金が少ないなど、できるだけ節約したいと思っている人は、計画的に事を運んだ方が安心です。
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③でき婚にネガティブイメージを持つ人が意外と多い
「妊娠したのは、本当に偶然でした。でも、職場では、『結婚したいから妊娠させたのではないか』と噂され、とても辛かったです」(30代・女性)
でき婚に対してネガティブなイメージを持っている人は意外と多く、周囲の理解を得られなくて苦しんでいる女性は少なくないようです。
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④自分が着たいドレスが着られるとは限らない
「出産前に挙式をすることにしました。しかし、お腹が予想以上に大きくなり、好みのウエディングドレスは諦めなければいけなくなってしまいました」(20代・女性)
人気の式場やドレスは、1年前から予約が入っていることもあるそうです。
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⑤お金の面で苦労しがち
「いざ結婚するとなってから、彼氏の貯金がほぼないことが分かりました。結果、親に心配や迷惑をかけてしまい、情けない気持ちでいっぱいです」(30代・女性)
自分が貯金していても、相手も貯金があるとは限りません。女性は出産・育児で働けなくなる期間もあるので、彼よりも心配しがち。
■順序が逆はやっぱり大変
入籍はふたりでできても、結婚生活や子育てに周囲からの理解や協力があるに越したことはありません。
とくに、子どもを産もうと考えているのであれば、万全な体制で出産・育児に臨めるのがベストです。
余計な負担や心配が増えてしまうことは、ちゃんと覚えておきたいですね。
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(文/fumumu編集部・志都 参考/厚生労働省・出生に関する統計)