数年前から「日本女子大」では、出生時の性と性自認が異なるセクシャルマイノリティ・トランスジェンダーの受け入れについて検討されてきましたが、19日に2024年度から受け入れる方針を固めました。
■お茶の水女子大では…
2019年には、「お茶の水女子大」が2020年からトランスジェンダー学生(戸籍またはパスポート上男性であっても、性自認が女性である人)の受け入れを開始。
受け入れに関する学生生活上のガイドラインを策定し、ガイドラインに当てはまり入学を希望するトランスジェンダーは事前に入試課に申し出ることで受験が可能となりました。
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■日本女子大でも
2024年からは、「日本女子大」がトランスジェンダー学生(戸籍上が男性でも女性として自認している人)の受け入れをするとして方針を固めました。
実施が4年後になる理由は、「全ての学生が入学時に、トランスジェンダー学生も共に学ぶと理解していることを重視するため」としています。
昨今、様々なセクシャルマイノリティがあることを受けて、「『女性』を再定義し、トランスジェンダーの方もこの定義の中で共に学んでいただくこととした」と説明しました。