5月4日、アメリカ・ユタ州にて警察が怪しい車を捕獲。その運転手が「意外な人物」だったということで、大きな話題を呼んでいます。
■無人の車が高速道路を走行?
「ニューヨークタイムズ」の報道によると、この日高速道路にて時速約51キロのスピードで走行していた車を現地警察が発見したそう。
高速道路にしては遅すぎる上、突然曲がったりするなど危険な動きを繰り返していた当該車両に注意勧告を行おうと止めたところ、なんと運転手の姿が見えなかったと振り返りました。
よくよく見てみると、運転席に座っていたのは5歳の少年。身体が小さい為、遠くからではよく見えなかったようです。
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■運転手はなんと5歳児
この事件を担当した刑事・リックさんは「まさか5歳児だとは…」と驚きながら、少年は座席の先に座ってアクセルやブレーキを踏むのが精いっぱいの大きさで、前方が見えていたかどうかも疑わしかったと説明しました。
また、「何故一人で運転をしているのか?」と質問したところ、少年は母親と高級車・ランボルギーニを買う買わないで喧嘩をしており、拒否されてしまった為「1人でカリフォルニアまで買いに行こうかと思った」と供述しています。行動力がすごいぞ。
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■天才少年にネットからは驚きの声
この日少年が車で家を出た際、両親は仕事中だったとのこと。鍵は彼の手が丁度届くぐらいの高さに置いてあったそうで、ランボルギーニ欲しさにそのまま強行突破してしまったことが後の聞き取りでわかっています。
警察の連絡を受けた両親は「息子は車を運転したことなんかありません。こんなこと初めてです…」と驚きながらも迎えに来たのだとか。警察側は本事件に対し、「誰に対しても起訴は考えていない」と述べています。
ネットからはこのある意味「天才少年」に対し、「才能があるな」「投資に値する子供だわ」「誰かランボルギーニ買ってあげて!w」といった称賛の声が多数寄せられました。可愛いけれど、事故にならなくてよかったですね…!
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(文/fumumu編集部・AKO)