新型コロナウイルス感染防止の為、ソーシャルディスタンスを守ってもらおうと各国が様々な奮闘をしている現在。
アメリカ・テキサス州の国家公園にて、人々の健康を守ろうと頑張る指導員に暴力を働いた青年が出現し、物議を醸しています。
■湖で遊ぶ若者を注意
現地メディアによると、テキサス州に位置するオースティン湖にて、若者の集団が飲酒や喫煙を行っていたそう。
この地区の保護を担当するCassidy Stillwellさんはウイルス感染予防のため、彼らに対しソーシャルディスタンスを守ることや、あまりやりすぎないよう注意したと言います。
その現場が撮影された動画では、一部の人がCassidyさんの言う通り友人らと距離をとる様子が確認できましたが、反抗するやからも出現しました。なんと、彼を湖に突き落としてしまうのです。
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■湖にドボン…
Cassidyさんを思い切り突き落とした犯人はBrandon Hicks、25歳の青年です。
彼はCassidyさんを突き落としたあと、反動で自らも水中に落下。その後急いで脱出した彼はどこかへ逃げ出しましたが、後に逮捕されたことがわかっています。
現在はBrandonが注意を受けたグループと友人関係を持っているかどうか調査中ですが、この動画がネットにアップされると案の定大炎上。一歩間違えれば半身不随にもなりかねない危険行為に、怒りの声が相次ぎました。
幸い、Cassidyさんはびしょ濡れになってしまったものの怪我はなかったそうです。
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■犯人には前科も
SNSには「Cassidyさんはこんなバカの身を守るために犠牲になってしまったのか」「これは重罪でしょ」といった意見が寄せられたほか、Brandonが過去にも犯罪を犯した人物であることが暴露されています。
その後、Brandonは公務員である保護員に暴行を働いたことから、公務執行妨害の罪で逮捕。代理人である弁護士は、「彼は自分の行為を恥じており、反省している」と発表しました。
今後どのような刑罰が下されるかはまだ未定ですが、大いに反省して頂きたいものです。
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(文/fumumu編集部・AKO)