アメリカの牧師・Kenneth Copelandさんが現地の募金番組にて新型コロナウイルス(COVID-19)を「神の風」で撃退すると宣言。
唾が飛ぶ程の激しい祈祷が大きな話題となっています。
■イエス様の名の元に…?
番組終了後、同様の動画を自身のYoutubeチャンネルに投稿したKennethさん。映像内では、目を瞑り精神を統一した彼が「審判をはじめよう…(私たちは)イエス様の名のもとに!(おお、イエスよ感謝します)私の義務を果たそう!COVID-19よ、悪魔よ、お前は裁かれる時がきた。この破壊者め、殺人者め、立ち去れッ!お前の…力は尽きた!この国から出ていけーッ!」と絶叫。
耳を真っ赤にしながら叫び祈祷を繰り返しました。ちなみに()内の発言は、隣に立つアシスタントらしき男性によるものです。とてつもなくシュールな一幕!
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■色々とヤバい
アメリカ政府はここ数日、口を酸っぱくして「人との距離を置け」「飛沫感染予防のためにマスク」「咳やくしゃみを手で覆え」と国民に注意していますが、Kennethさんはお構いなし。
カメラに水滴がつくのではないかという程全力で唾を飛ばし、アシスタント0距離で動画を撮影しています。
なんでも、彼の口から吐かれる二酸化炭素は「神の風」であり、これらはウイルスを撲滅できるからなのだとか…。
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■神の風でコロナ撃退
続いてKennethさんは「私は神の風を吹いた。お前(コロナウイルス)の元に。お前はもう滅ぼされた、永遠にだ。二度と帰ってくることはないだろう!」と呪文を再開。アシスタントが続けて詠唱します。
傍から見ると「馬鹿らしい!」と思う方も多いかもしれませんが、実はKennethさん、こういった有難いお話(?)をテレビで展開し、寄付を募る牧師として働いた結果現在約7億ドルとプライベートジェットを3つ程所持する富豪となった人物。様々な取り巻きがいると噂されていますが、只者ではなさそうです。
疫病が流行すると、こういった謎の教祖が生まれがちですが、沼にハマる前によく考えて行動したいものですね…。
祈祷の様子が気になる方はコチラをチェックしてみてください。
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(文/fumumu編集部・AKO)