アカデミー賞発表前に必見! 映画『パラサイト』を観てきた
普段全く韓国映画を観ないfumumu編集部記者が流行りに乗っかって『パラサイト』を観てきた。
日本時間の2月9日に発表されるアカデミー賞。今、ノミネートされた映画作品が話題になっています。
韓国映画としての快挙を次々と成し遂げている『パラサイト 半地下の家族』。そこで、fumumu編集部記者は早速劇場に足を運んでみました!
■あらすじ
全員失業中で、その日暮らしの生活を送る貧しいキム一家。長男のギウは、留学に行ってしまう友人の代わりにIT企業のCEOである裕福なパク氏の家の娘の家庭教師になる。
兄に引き続き、妹のギジョンも豪邸に足を踏み入れ、息子の美術の家庭教師に。父は運転手、母は家政婦と次々に「就職先(パラサイト)」を見つけていく。全てが順調にいっていたと思っていたある日、一家は豪邸のある秘密を知る―というストーリー。
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■前半は笑えるけれども…
キム一家が息子のギウがお金持ちの家に出入りするようになったことを機に、あの手この手を使ってパク家に「寄生」していくキム一家。その方法は細かいところまで考え抜かれていて、おもしろくもあり、ときに恐ろしくなります。
4人は、家族であることを伏せて出入りしているため、パク家で会っても知らないふり。バレるのか、バレないのかとハラハラしながら、楽しんで観ることができます。
特に面白いのは、パク家の奥さんであるヨンギョ。彼女は綺麗で美しい顔立ちをした女性。しかし、人の意見に左右されやすい。「ザ・お金持ちの奥様」です。キム一家が言うことを素直に信じ、実行してしまう姿は面白くもあり、少しかわいそうになってきます。
まるでスパイ映画を観ているかのよう。前半には、思わず笑ってしまうコメディ要素がたっぷり盛り込まれています。しかし、豪邸の秘密を知ってからの展開はまるでジェットコースター! その衝撃に開いた口がふさがりませんでした。
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