気がついたら抱えている仕事がパンパン! 手が回らなくてパニック!
そうなる前に、周囲に上手に頼る方法を身に付けてみませんか? fumumu取材班が、周囲に頼るための上手なコツを聞いてきました。
①相手の得意分野を把握しておく
「仕事を頼めないかお願いするときに、誰がどんな業務が得意かざっくりとでもいいので把握しておくといいですよ。数字をまとめる仕事を頼みたいのに、数字が苦手な人に頼んでも嫌がられるだけじゃないですか。
得意分野を知っておくことで、頼むときも本音でお願いができるようになるんです。『この仕事は〇〇さんが得意だと思うから、ぜひお手伝いしていただきたくて…』って言えるんですよね。お世辞だと相手にバレるかもしれないので、できるなら本気で思っている人にお願いしたほうがいいと思いますよ」(20代・女性)
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②プライベートの話を避けない
「仕事の話ばかりしていると、その人となかなか仲よくなりにくいじゃないですか。距離を縮めるのって、仕事上でもプラスなことが多いと思います。
自分がパンクしそうなときに気にしてもらえるし、手伝ってもらいやすい環境になるんです。いつもはまったく会話をしないのに、ピンチのときだけ頼るのって、相手も複雑な気持ちじゃないですか。
助け合うのが会社ですけど、やっぱり人間同士ですからね。最低限のコミュニケーションはしておいたほうがいいですよ」(20代・女性)
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③仕事を受ける前に相談する
「仕事を頼まれると断れないタイプなんですけど、それでいつも残業が増えて自分が大変な目に合うので…。大丈夫ですと言いそうになるときは、まずはぐっと我慢して、一呼吸置くようにしています。
今自分が抱えている仕事や、頼まれた仕事にかかる時間をしっかりと考えて、受けられそうもないなら、気まずいけどがんばって相談します! 『抱えている仕事がこの日までで、どちらを優先させたらいいかわからなくて…』と素直に伝えると、相手が受け持ってくれたり、他の人に割り振ってくれることもありますよ。
本当に急ぎの仕事であれば、他の仕事はストップしていいと指示をくれますから。こちらの都合をなにも気にせずただ押し付けてくるなら、環境が悪すぎるのでもはや転職案件だと思います…」(20代・女性)
責任感が強い人こそ、仕事を抱えて身動きが取れなくなってしまいがちです。周囲に頼ることは、自分が仕事ができないからではありませんよね。
仕事に押しつぶされてしまう前に、周りにSOSを出してみてくださいね。
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(文/fumumu編集部・nana)