写真映えして展示も面白いと話題の両国にある「すみだ北斎美術館」。美術館巡り好きなfumumu取材班が行ってみました。
■江戸下町の両国ってどんなまち?
下町散歩と聞くと浅草近辺を想像する人が多いと思います。両国は浅草から近く、江戸文化の残るまちとしてて知られています。
両国といえば相撲や両国国技館が有名なイメージですね。浅草や蔵前、清澄白河とも近いです。浅草は定番のスポットですが、最近は蔵前や清澄白河もオシャレなまちとして人気がでてきています。セットで散歩するとよさそようです。
また両国の観光スポットとしては、江戸東京博物館をはじめ、相撲博物館、旧安田庭園、江戸NORENなどがあります。
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■すみだ北斎美術館へいこう
「すみだ北斎美術館」は両国駅から東に歩いて10分くらいの所にあります。妹島和世という有名な建築が設計しています。
金沢の人気観光スポットである21世紀美術館も同じ設計者です。外から見たらなんだか不思議な形をしています。大きな直方体に切れ込みを入れてそこがエントランスになっていますね。
広場を突き抜けて、切れ込みから建物に入ります。斜めの壁は珍しく不思議な感覚になりますね。正面から入って右が美術館のエントランスで、左が図書室です。
この写真を撮ったところで真上を見上げると、次のような写真が撮れます。青空とガラスに映りこみが綺麗です。
「すみだ北斎美術館」に行くのは、天気のいい日がおすすめです。
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■貴重な浮世絵が見れる
展示室は常設展と企画展があります。常設展は全体が黒で統一されています。ただの展示方法だけではなく、タッチパネルでの説明や、軽いゲーム、北斎アトリエの再現模型など、面白い展示がたくさんあります。
エントランス横にはミュージアムショップがあります。ミュージアムショップは北斎をメインとした浮世絵グッズやアートデザイングッズ、メイドインすみだの商品が売っています。気軽に購入できるポストカードや、お菓子、本、生活雑貨などがあります。
美術館というと堅苦しいイメージが人も多いと思いますが、ここは前に広場もあり子供が遊んでいて賑やかでした。浅草やその周辺に訪れた際にはぜひ「すみだ北斎美術館」へ行ってみてください。
★すみだ北斎美術館
東京都墨田区亀沢2丁目7-2
9:30~17:30
無休
・常設展
一般、400円
高校生、大学生、専門学校生、65歳以上 300円
・企画展にとって異なる
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)