『iroha』、タブー視される「女性の性」 解放して楽しめる空間がここに

大丸梅田店でのポップアップストア出店中の『iroha』。トークイベントでは女性の「セルフプレジャー」の歴史を振り返りました。

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TENGA社が開発した女性用セルフプレジャーアイテム『iroha』。おしゃれなデザインと抜群の触り心地が多くの女性に支持されています。

昨年8月に初開催された大丸梅田店でのポップアップストアは、好評につき同年11月に第2回を開催。3回目となる今回は5月22日~6月4日まで出店中です。



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■男性の「性」はオープンなのに…

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さらに3回目の出店を記念して、TENGA広報の西野芙美さんと本井はるさんによるトークイベント『女性の性をめぐる物語〜揺れ動いてきたセルフプレジャーの歴史〜』が開催されました。

男性の「マスターベーション」は、男性同士の会話でもオープンであり「当たり前のこと」として捉えられていますよね。

一方で、女性がマスターベーションについて語ることはおろか、性について口に出すことは「はしたない」「下品」と刻印を押す人、「エロい女」と斜め上からの意見を言う人もおり、女性同士でもなんとなくタブー視されているのが現状ではないでしょうか。



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■「受動的であるべき」という考え

「性的な価値観」は、時代や社会の情勢によって大きく変化してきた背景があるといいます。かつて西洋では「性は悪いもの・邪悪なもの」という認識が広まり、日本もそれにならっていた過去。

その後、江戸時代の浮世絵でも描かれているように「性は豊かなもの・聖なるもの」とポジティブなものに捉えられていた時代もあったものの、2019年の現在も「女性は性に受動的であるべき」との考えは、拭いきれていないように思います。

性欲は性別や年齢を問わない根源的な欲求であり、西洋では「セルフケア」という考え方にシフトしているというのに…。

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