不動産屋に聞いた! ひとり暮らし物件を探す前に決めるべき5ポイント

はじめての物件選びは、意外と難しいものです。どのようなところを気をつけてけばいいか、不動産屋さんに聞いてみました

不動産屋
(kokoroyuki/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

就職や進学などで、この春から上京する人は多いでしょう。待望のひとり暮らしデビューに、期待で胸が膨らみますよね。

fumumu取材班が不動産屋さんに聞いてみると、物件探しの前に決めておいてほしいポイントがあるようです。詳しく聞いてみました。


①住みたいエリア

「住みたいエリアが、自分に合った場所だとは限りません。若い人達に人気の街は、実際に行ってみると『人が多すぎる』とか『落ち着かない』と、理想と現実のギャップが生じることも。


住みたいエリアは事前にリサーチし、自分の用途や目的に合っているか確認しておいた方が安心です。絞れない場合は、学校や勤務地の近所のチェーン系不動産屋に相談すると、予算を元にオススメエリアを紹介してもらう場合もありますよ」


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②公共交通機関の利用

「首都圏の交通手段は、電車がメインです。職場や学校へ使う路線や停車駅(急行や特急が停まるか、乗り換えができるかなど)によって、利便性は大幅に変わります。


辺鄙な場所を選んでしまうと、乗り降りできる電車の本数が少ないなど、通学や通勤の負担になってしまうケースも。住みたいエリアが固まってくれば、交通の便も事前に確認しておきましょう」


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③夜の雰囲気を気にするかどうか

「街の雰囲気は、昼間と夜間では大幅に違う場所もあります。都心とは言え最近は意外と街灯が少なく、人によっては夜間の外出が怖いと感じるエリアもあるでしょう。


住みたいエリアに夜に行ってみて、昼間との様子を見比べてみましょう」


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④予算の上限

「家賃は、毎月固定費として引かれるものです。そのため、予算をオーバーしてしまうと、生活自体に支障をきたしてしまう恐れも…。


目安は、手取りの3分の1と言われています。給与は、支給額と手取り額に差がある場合がありますので、事前にきちんと確認しておきましょう」


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⑤譲れないポイント

「『バストイレ別』『独立洗面台』『日当たり』『室内洗濯機』など、譲れないポイントは明確にしておきましょう。


物件検索サイトの絞り込み条件のレベルでかまいません。しばらく住む場所だからこそ、ストレスのない住まいを選ぶことが大切です」


これから3月までは賃貸契約のシーズン。「悩んでいる間に、希望の物件が他の方に決められてしまうこともあります」と、不動産屋さんは話します。

サクッと引っ越し先を決めるためには、物件探しを始める前準備をなるべくしっかりしておきたいですね。

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(文/fumumu編集部・志都

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