大学生・萩本欽一(77)の就活論「向いてない仕事ほどうまくいく」
6日放送の『林先生が驚く初耳学!』(TBS・MBS系)で、コメディアンのレジェンド・欽ちゃんが送る大学生活に密着。教育論や就活論に反響が集まっています。
芸能界で頂点を極めたレジェンド芸人”欽ちゃん”こと萩本欽一さんが77歳で大学4年生として勉学に励む姿を6日放送の『林先生が驚く初耳学!』(TBS・MBS系)が密着し、ネットで大きな話題になっています。
■73歳で大学に合格
現在、駒沢大学に在学中の欽ちゃん。番組では、学食を食べたり、嬉しそうに女子大生とハイタッチしたりと、その姿はいかにも大学生。しかも、芸能人にありがちな推薦入試ではなく、一般受験、英語、小論文、面接を経て74歳で合格したそうです。
欽ちゃんの大学に通う理由は「身体で覚えてきたコメディアンは、大人の言葉を知らなかった。大学に行かないと年齢にあったテレビができない」からだそう。
大学では成績優秀で、成績表を見ると最高ランクのSとAがズラリ。入っただけではなく、授業もきっちり受けているみたいです。ゼミの授業では、先生の問題に対し、答えをすぐ当ててしまい、優秀っぷりを発揮。
Instagramでも大学で勉強している様子や、同級生に仲睦まじそうにしている様子をアップしています。
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■欽ちゃんの教育&就活論
一方で、優秀な成績表の中に、評価が空白になっている授業が、いくつか見られました。担当の先生曰く、欽ちゃんは1度も休まなかった授業の中でも、テストを受けたくないと言うこともあるそう。
単位を放棄する理由は、「単位のために大学に来ているわけではないので、70点以上取れない試験は受けない」と話します。
また、「単位を無視して勉強できるから楽しい。本当に楽しい大学生をやるなら働いたお金で行きなさい。歳をとって大学行くと面白い」と、自身の成長のために来ていると続けます。
さらに、「負けるを経験すると癖になる。人生って負けてもいいや 僕は勝つか逃げるか。負けそうと思ったら逃げる」
大学の中では、就職活動に失敗した学生に相談を受ける場面もあり、欽ちゃんはいろんな名人と呼ばれる人にインタビューをした経験から「世の中に自分の好きな仕事に受かる人は2割くらい。向いてない仕事に行く方がうまくいく。好きでもない仕事を好きになった人に一流の名人が多い」と伝えていました。
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