かわいい子ヤギを見ることができるここは、動物園でもなければ牧場でもなく、実は東京都内の空き地。一体どうして東京の空き地にヤギがいるのでしょうか?
■地元で大人気に
ヤギがいるのは、東京都立川市の「みどり地区」。JR立川駅の北口からおよそ徒歩5分ほどの場所にあって、奥にはIKEAもあります。
駅から歩いて行くと…いました!
fumumu取材班が訪れたときには、20人ほどがヤギを眺めたり、写真を撮ったりしていました。
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■どうしてヤギが東京に?
ヤギさんたち、じつはお仕事で「みどり地区」に来ているんです。そのお仕事とは、ここの「除草」。機械で草を刈り取るのではなく、ヤギやヒツジに草を食べてもらう「エコ除草」は、2015年から始まったのだそうです。
当初は3年間のお仕事の予定で、昨年が最後のはずだったのですが、「立川立飛流鏑馬」が開催された影響で3か月ほど終了が早まってしまいました。
そこでもう一度市民の方々とのお別れの時間を用意するべく、今年は4月2日から7月2日の3か月限定で立川へ帰ってくることになったそうです。
この「エコ除草」を手がけているのは、立川市にある株式会社立飛ホールディングス。ふだんは『那須りんどう湖レイクビュー 那須高原牧場パーク』や、タレントの清水国明さんが所有しているヤギたちで、お仕事の期間は総務部の社員として「出向」してきているんです。
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■帰っちゃう前に会いに行こう!
一頭ずつネームプレートも付いています。立川で働いている期間限定の名前だそうです。
日差しが強いときは、日陰に隠れていました。近くで歩いているヤギを見るには、少し日が落ち始めたくらいがちょうど良いタイミングです。
立飛ホールディングスの担当者に話を伺ったところ、「東京でヤギが見られる珍しい機会だと思いますので、ぜひ立川へいらしてください」とのこと。
勤務初日の4月2日には触れあえる時間がありましたが、普段はフェンス越しにしか見ることができないヤギたち。7月2日のお別れまでには、再び触れあえる機会を用意したいそう。今後の活動情報も要チェックですね!
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(取材・文/fumumu編集部・fumumu編集部)