青もみじってこんなに美しいのか… 京都・東福寺に出現した「緑の海」に感激

紅葉で有名な京都・東福寺。初夏だから見られる爽やかかつ生命感あふれる光景に感激…。

東福寺

春の桜、そして秋の紅葉のイメージが強い京都。

盆地のため暑さが厳しいから夏は避けたい…と考えがちですが、6〜7月初旬であれば(比較的)過ごしやすく、人混みを避けつつ、爽やかな景色を楽しむことができます。



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■青もみじの美しさに感激…

東福寺

そんな初夏の京都の見どころは、陽射しを浴びて輝く青もみじ。今回、「そうだ 京都、行こう。」プレスツアーでお伺いしたのは、臨済宗東福寺派の本山で、京都五山の一つである「東福寺」です。

東福寺

東福寺でもっとも有名なのが「通天橋」(拝観料:大人600円、秋季除く)からの眺め。中央にある張り出し舞台から眺める景色は絶景の一言! 「まるで海のよう」と称されるのも納得です。眺めているだけで頭の中がスッキリしそう…。

東福寺

今の時期は紫陽花も咲いており、雨が降っていても楽しめるはず。橋の上から、渓谷から、様々な角度から圧倒的な青もみじのの美しさを楽しめます。

東福寺

一番西の下流側に架かっている重要文化財の橋「臥雲橋(がうんきょう)」からの景色も最高。こちらは地元住民の方々が使う通路でもあるため、自転車やバイクを押している人の姿も。



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■「東福寺の至宝巡り」でじっくり

東福寺

青もみじの美しさにうっとりするだけでなく、せっかく来たのであればしっかりお参りしていきたいところ。「東福寺の至宝巡り」(1人5,000円)に申し込めば、通常は見られない光明宝殿や本堂を拝観することができます。

光明宝殿には、禅宗寺院では珍しい重文の仏像がずらり。

東福寺

通常参拝では外から拝むことしかできない、本堂に入ることもできます。

東福寺

間近で見る、釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう)の左手の大きさに感激…。

東福寺

さらに今回は、日本最古の巨大三門の上に登り、楼上の内陣を見学。ここは国宝に指定されています。

東福寺

階段ではなく梯子では? と聞きたくなるような急階段を登った先にあるのは…”極楽の世界”。

東福寺

中央には宝冠釈迦如来像が鎮座し、両脇には十六羅漢がずらり。天井や梁には極彩色の飛龍や天女などが描かれています。これは確かに、極楽…!

東福寺

一つひとつをじっくり拝観し、お庭でゆっくり…と過ごしているだけで1日経ってしまいそうな東福寺。この季節は春や秋と比較すると人が少ないため、ぜひ心ゆくまで癒しと教えを体感してみては。

※取材の許可を得て撮影しています。

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(取材・文/fumumu編集部・たつきあつこ

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