日常の中で、人の優しさに触れることは少なくありません。そしてその優しさに感動し、思わず涙を流した経験がある人も多いことでしょう。
■約6割、人の優しさに泣いた
fumumu編集部では全国10〜60代の男女659名を対象に、人の優しさに触れて泣いた経験があるか、調査を実施しました。
その結果、「泣いた経験がある」と答えた人は、全体で59.0%。
fumumu取材班は女性たちに、人の優しさに触れて思わず泣いてしまったエピソードについて聞きました。
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①学生時代の友人の支え
「大学時代、私は初めての一人暮らしに寂しさなどを感じていました。なかでも試験期間中はストレスがたまってしまい、寝不足も重なって心身共に限界に達していたんです。
そんな私の様子に気づいた友人が、心配して私の家まで来てくれたことがありました。自分も勉強をするべきときなのに、ゆっくりと話を聞いてくれたんです。
彼女の優しさに感動して、思わず涙があふれ出しました」(20代・女性)
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②上司の理解
「社会人になってから、仕事のプレッシャーに押しつぶされそうになることが何度もありました。なかでも責任の大きい仕事を任されたときには、うれしさよりも不安のほうが勝ってしまったんです。
私が戸惑っていることに気づいた上司は、『無理しないで、自分のペースでいい。みんながサポートするから』と声をかけてくれました。その言葉に、私は涙が止まらなかったんです。
上司の言葉のおかげで、その仕事がこなせたと思っています」(20代・女性)
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③カフェ店員の心遣い
「仕事で嫌なことがあった日に、疲れ切っていた私はカフェで一息つこうとしました。しかし注文を終えた後、ふとした拍子に涙がこぼれてきたんです。
人前で恥ずかしいなと思っていると、女性スタッフが声をかけてくれました。『大丈夫ですか?』と優しい表情を向けてくれて、その気持ちにさらに涙が出てきたんです。
それだけのやり取りで終わりましたが、そのスタッフの人に救われた気がしました」(20代・女性)
小さな優しさが心を温めてくれ、思わず涙になってしまうのでしょうね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)