橋下徹、迷惑カラスの被害に持論 「繁殖期だからという気持ちは…」
5月から6月はカラスのヒナが育って巣立つ繁殖期で威嚇されたり襲われたりするトラブルが頻発する可能性も。
3日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、繁殖期を迎えて街を飛び交うカラスが凶暴化している問題について取り上げ。
餌付け問題など人間側の行動によってエスカレートしている傾向もあるようで、弁護士の橋下徹さんは「共存する」方法について考える必要性にも言及しました。
■5月から6月はカラスの繁殖期
カラスのヒナは6月にかけて巣立つと言われており、5月から6月は威嚇されたり襲われたりするトラブルが起こりがちな季節。
同番組では、鵠沼海岸の塀の上にカラスが一列に並んでとまっている様子を取材。頭上にも縦横無尽に飛び交っており、海藻や小魚をついばむ様子を映しています。
一方、さいたま市の繁華街では、清掃業者が作業中にも関わらずゴミに群がるカラスも。千葉県庁付近ではカラスの糞害にも悩まされており、餌付け問題も起こっているそうです。
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■餌付けをしている男性にも取材
番組側がカラスに餌付けしている男性に話を聞くと、「もう毎日5年間」餌をあげているそう。男性は「きっかけはかわいそう、今の時代に生まれてきて自然がなくなっちゃった。大変だろうな、生きるのにね」と話しており、餌代は年間数十万かかっているそう。
怒る人もいるのではという問いかけに、「やめろと言う人もいるけど、欲しがるんだから、相手(カラス)が。欲しがる間はやらないとっていう使命感」と、持論を展開しています。
近隣住民は、餌付けによりカラスが集まることで衛生面も含めて被害がでることに懸念を示しています。
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■「少しでも気持ちよく共存」するために?
カラスに詳しい専門家は「カラスから身を守るためには「とにかく頭を守ることが重要。帽子をかぶる、傘を差すことなどが有効」というアドバイスも。
司会の谷原章介さんは「カラスみたいに都市部に生きることが可能な生き物と都市の生活者と…難しい面がありますよね。どう共生すればいいのか」と問題提起。
フジテレビ解説委員の風間晋さんは、人間の行動活動がカラスの生活環境を激変させている面も考慮し「少しでも気持ちよく共存しようということであれば僕らも行動を見つめ直す必要はありますよね。ゴミとか外での飲食とかね」と分析しています。
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■橋下徹「繁殖期だからという気持ちは…」
橋下さんは、「繁殖期で子供を育てているところに僕らが入ってしまうと当然、向こうは反撃で攻撃してきますから」とコメント。
続けて「こちらもカラスがいるから嫌だ嫌だじゃなくて、ちょっとやっぱり注意して、繁殖期だからという気持ちは持っていないといけないですね」とカラス側に立った発言も。
とはいえ餌付けは問題だという声にも共感を示しており、谷原さんも「巣を作るところが都市部だったり公園、都市の中にあるところに作るからこそ、そこを利用する人にとっては危険なんでしょうけどね。難しいですね」と懸念を示していました。
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(文/fumumu編集部・星子)