損しているような気が…　約8割もの人が「生きる」ことに対して抱く負の感情

「大学を卒業して、初めての職場でのことです。私は人見知りのために、上司や同僚との関係を築くのがとても難しく感じました。とくにランチタイムなどに、みんなが楽しそうに話しているなかに入るのが苦手でした。

いつも一人で過ごすことが多く、社交的に振る舞えない自分が不器用だと思ったんです。それだけでなく、仕事でもうまくコミュニケーションが取れず悩んでいました。

今では慣れて周囲の人と仲良く話せていますが、あのときは本当にどうなることかと思っていいたんです」（20代・女性）

「あるとき仕事とプライベートのバランスをうまく取れず、体調を崩してしまったことがありました。新しいプロジェクトが始まり遅くまで働いていたために、睡眠不足や食事の不摂生が重なったんです。

そしてついに、体が悲鳴を上げました。病院で事情を話すと、『もっと自分の体を大事にしないと』と医師から注意され自己管理の重要性を痛感しました。

無理して体を壊しては、意味がありませんからね」（20代・女性）

「恋愛に関して、うまくいかないことが多かったんです。とくに気になる相手との距離を縮める方法がわからず、いつも一歩踏み出す勇気が持てませんでした。

ある日、勇気を出して相手をデートに誘ったものの、会話が続かず盛り上がらないままに終わってしまいました。その後も似たような経験が続いたため、恋愛に対してコンプレックスを持っています。

不器用な自分が嫌になり、自己嫌悪に陥ることもありますね」（20代・女性）