「好み以外の何物でもない！」 麒麟・川島の語る、”辞書で酒を呑む”異色番組の魅力は…
『川島明の辞書で呑む』（テレ東）でMCを務める、麒麟・川島明さん。番組の魅力や辞書の面白さについてインタビューしました。
■とくに「印象的だったゲスト」は…
ーーー個性的すぎるゲストたちが集まっていますが、その中でも印象的な人は？
「岡崎体育さんに関しては、色々溜まってるんだな、と。もちろん才能も言葉も溢れてるんですけど、お客さんに対してね。ちょっと厚かましいぞ、これは…ってところがあるみたいで。そこをバシッと言ってくれた。『辞書で呑む』なので、お酒の席です！ って見てる人もわかってくれてると思います（笑）。
あと、僕はマヂカルラブリーの村上くんとプライベートで飲みに行ったことがなくて。普通に仕事しててもおもろいんですけど、飲みの場でこんなおもろいんや！ ってびっくりしましたね。
飲みの場でめっちゃ輝く人がいる。（ラランドの）サーヤちゃんや（銀シャリの）橋本くんもそうなんですけど、 アカデミックな飲み方をする芸人が活躍してくれるんで、ありがたいですね。
『え』の回には、エルフの荒川ちゃんが来るんですけど…吉と出るか凶と出るかわからん。途中で泣くんちゃうかと思う、『なんやこの地味な飲み会』って（笑）」。
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■お店も「ほんまに酒が濃い！」
ーーー居酒屋で飲みながら辞書を読む、ってなかなかレアなシチュエーションですよね。
「正直、良くも悪くも誰もカメラを意識してないんです。 普通のバラエティって（カメラに顔が映るように）開いて座って喋るんですけども、全員がこうなる（辞書を真剣に読む姿勢）。
撮影しているお店の力もすごいと思いますね。入った途端に酔いそうになるルックスで、お料理も美味しいですし。ほんまに酒が濃いんですよ！ 村上は『さらに濃い目』っていうから…芋焼酎の割合が芋8：炭酸2ぐらい。蜃気楼みたいになって、あいつ油飲んでんのかなって思う時あるんですけど（笑）。なので、ところどころ記憶がないんです。
本編見たら、倍楽しめるんですよね。川島ええこと言ってるなとか、この人こんなこと言ってたんやって。分身が勝手に仕事してる？ ってくらい新発見ありますね、この番組は。はっきり言いますけど、しっかり酔ってます！」
■観るときは一緒に「お酒を片手に」
ーーーこれから番組を見るにあたって、川島流・オススメの見方を教えてください！
「やっぱ深夜のほうがいいかなと思います。お酒を片手に、同じ情景で見ていただきたいっていうのはありますね。
同時じゃなくてもいいんで、1回辞書を見てほしい。辞書を作った会社によって、宇宙人や未知なる生物がいるかとかの書き方が違うんですよ。辞書って平等な立場にいると思いきや、作り手の思想も練り込まれている。久々にネットだけじゃなくて辞書を見ていただきたいですね。一緒に見ながらお酒を飲んで欲しいです」
『川島明の辞書で呑む』「え」の回は、30日（前編）・6月7日（後編）25時（深夜1時）〜放送予定。家にある辞書とお酒を片手に、一緒になって”辞書飲み”を楽しんでみてください。
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（取材・文／fumumu編集部・たつきあつこ）- 1
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