渡辺謙、“雪女”北川悦吏子に魅入られた！？ 「3回目でノックダウン」
テレ東のドラマ「生きとし生けるもの」に主演する妻夫木聡さんと渡辺謙さん。ある印象的なシーンの撮影が、意外に大変だったそうで…。
5日、テレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル「生きとし生けるもの」記者会見が開かれ、同作に主演する妻夫木聡さんと渡辺謙さんが登場。
共演の原田知世さん、杉野遥亮さん、大政絢さん、脚本の北川悦吏子さんとともに、見所をアピールしました。
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■お断りするも、魅入られた！？
ドラマ「生きとし生けるもの」は、人生に悩む医者（演：妻夫木さん）と余命宣告をされた患者（演：渡辺さん）の2人が、人は何のために生き、何を残すのかという永遠の問いの答えを求めながら各地を巡るヒューマンストーリー。
渡辺さんは脚本家の北川さんから出演オファーを受けた当初、一度ならず二度お断りしていたそう。
「（お断りするメールに）自分の今の思いや医療ドラマに関する気持ちを、かなり長文で書いたのに、北川さんから3倍ぐらい返ってきました（笑）。僕の精神的に（出演は難しい）…と、もう1回書いて。そうしたら、ボクシングのコーナーに追い詰められるようなメールを書いてきて。3回目でノックダウンでした。『出会った雪女に魅入られたので、もうやります』って」と苦笑いする渡辺さん。
笑みをたたえつつ「シナリオの前にストーリーを書いたんですけど、その時に謙さんを想定していた」と明かす北川さんに、思わず「脅迫ですよね！？」と声を上げてしまいます。
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■印象的な「バイクシーン」は…
そんな渡辺さん、妻夫木さんが最高の笑顔でバイクに2人乗りするキービジュアルが素敵な今作。
杉野さんも印象的なシーンとして2人のバイクシーンをあげ、「気持ちよさそうだな」と言いますが…妻夫木さんは「全然気持ちよくないですね！！ 渡辺謙さんを後ろに乗せて、すっごい久しぶりに（バイクを）運転」と全否定。
大の大人2人＋荷物でギュウギュウだったそうで「台本に書いてあるから、『ワー！』とかやるんですよ。『やめてください、謙さん！』って。気が気じゃない…」と嘆く妻夫木さんに対し、後ろに乗った渡辺さんは「俺は結構楽しかったけどね」と笑顔を浮かべていました。
テレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル「生きとし生けるもの」は6日夜8時から放送されます。
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（取材・文／fumumu編集部・たつきあつこ）この記事の画像（16枚）
