能登半島地震で、“あること”が迅速な安否確認に繋がった… 警視庁が紹介し注目
能登半島地震で、安否確認がスムーズに進んだ背景には、こんな地域柄が影響していたといいます。
元日に発生した令和6年能登半島地震において、“あること”が迅速な安否確認に繋がったと、警視庁警備部災害対策課のX(旧・ツイッター)が紹介。
地元を離れて都市部で生活いている人も、改めて意識したい問題として注目を集めています。
■「住民間の繋がり」が迅速な安否確認に
注目を集めたのは、4月16日の投稿。
同アカウントは「令和6年能登半島地震では、地域住民間の繋がりが強く、安否確認を迅速に行うことができました」と紹介し、「都心部では地域の繋がりが希薄になりがちですが、災害時は非常に大きな力になります」と改めて呼びかけ。
もしものときの備えの一つとして「新生活を始めた方も多いと思いますので地域の集まりや防災訓練に積極的に参加してみては、いかがでしょうか」とも発信しました。
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■隣にどんな人が住んでいるか、知ってる?
そこでfumumu編集部では、全国の10代~60代の男女739名を対象に「隣にどんな人が住んでいるか、知っているか」意識調査を実施したところ、以下のような結果に。
《隣にどんな人が住んでいるか、知っている?》
・一度顔を見たことがある程度:43.8%
・よく挨拶をするし、交流がある:42.1%
・どんな人が住んでいるか全く分からない:12.0%
・その他(周りに民家がないなど):2.0%
最も多かったのが「一度顔を見たことがある程度で、普段交流はない」というもの。また、「隣にどんな人が住んでいるのか全く分からない」と答えた人は1割以上もいることが分かりました。
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■一人暮らしは防犯の心配も…
近所の人たちと関わる最初のきっかけとしては、「地域の集まり」以前に引っ越し時のあいさつが挙げられるでしょう。
家族単位の引っ越しであれば、両隣や集合住宅の場合や上下階の部屋に、入居時にあいさつをするのが一般的ですよね。隣にどんな人がいるのか分かっていると、いざというときに心強いです。
しかし、一人暮らしの場合は防犯上の心配もあり、あいさつを控える人も多くいるのが現実。とくに女性の場合は慎重に判断すべきです。また、パートナーと賃貸で同棲を始める場合など、あいさつをすべきか迷う場合は、入居時に大家さんや管理会社に相談してみても良いかもしれません。
「一度顔を見たことがある程度」の人が最も多かった背景には、こういった様々な事情が関係していそうです。
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