23日放送のドラマ『Destiny』(テレビ朝日系)の3話「許されないキス」。
初回から本格考察ドラマとして注目されていた本作。しかし今話で最も視聴者がざわついたのは、父の過去や親友の事故などのサスペンス部分ではなく、驚愕のラストシーンでした(ネタバレを含みます)。
■ 奏が掴んだ幸せ
横浜地検で鉢合わせした際、真樹(亀梨和也)が真樹の父(仲村トオル)に言った「殺したんだろ、辻英介を」という言葉が頭から離れなくなった奏(石原さとみ)は、父の過去と12年前に起きた親友・カオリ(田中みな実)の事故の真相について、独自で調査を始めたのでした。
その一方で、恋人・貴志(安藤政信)からプロポーズされ、今まさに幸せになろうとしていた奏でしたが、なぜか浮かれるどころか結婚のことになるとテンションが低くなる様子…。なぜなら、奏は元恋人である真樹と再会したことで、自分の心が揺れていることに戸惑っていたからなのでした。
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■冷たい指輪
実家へ結婚報告に行く日、あまり乗り気でなかった奏は本当に結婚のことを話すのかと貴志に尋ねます。すると、あろうことか貴志は母の目の前でプロポーズ…!困惑しながらも、奏はプロポーズを受け入れ、母もとても喜んでくれたのでした。
その夜、貴志が「冷蔵庫に入ってるから。奏に買っておいた」と言うため冷蔵庫を確認してみると、そこには小さな箱が。中には美しく輝く指輪が入っていました。
それからまた別の日、電話では話しにくいここ最近の父の過去に関する気になることを打ち明けるために、奏は知美の家を訪れます。そこへ知美の夫・祐希(矢本悠馬)が帰宅しますが、一緒にいたのは真樹。知美が12年前に突然消えたことを責め、真樹は寂しそうな顔をして帰りますが、これまで聞きたかったことを聞けるのは今しかないと思った奏は、すぐに飛び出し追いかけます。
そうして、大好きだった学生の頃と変わらない真樹を思い出した奏は、再び惹かれはじめるのでした。
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■サスペンスよりラブが話題に
これまで過去や事故についての考察が話題だった本作ですが、今回はそれよりも三角関係を予感させるラストについて盛り上がったようです。
いけないと分かっていながらも奏は真樹の元に走ってしまい、真樹もまた奏の元へ。そして、2人は歩道橋の上でキス…。
このシーンが放送されると、SNSでは賛否両論の声が多く飛び交うことに。「やっぱり真樹と奏は運命の人なんだよね 幸せになってーーーっ!」「プロポーズを受けただけで結婚した訳じゃないんだからプロポーズをキャンセルしたって良いんじゃないの? 私は真樹と奏に幸せになって欲しいよ」「ううっ絶対貴志の方がいいじゃん…医者だよ…と思うけど条件じゃないよね 好きだった人が急にいなくなってまた戻って来たんだもんね…行っちゃうよね…」と2人を応援する声も多い中、こんな意見も。
「元鞘に収まるんならそれでも良いけど、恋人への態度をもう少し何とかして欲しい。ちょっと見てていらいらする」「2年以上同棲してた婚約者裏切って、初恋の人に行く展開で少し冷めてしまった…」「安藤政信さん(貴志)不憫すぎる 結婚報告も微妙だったし。トモに報告したときも、微妙だったし。今日のとこは踏みとどまってほしかった」と、婚約中の浮気ともとれる展開に批判の声も。
その他、「プロポーズされたこともしたこともないのでよくわからないんだけど、指輪を冷蔵庫に入れる心理ってなに?」「いや、冷蔵庫に入れるのはないな」などの指輪の渡し方に疑問を呈する意見も多々見られ、今回は考察よりもラブストーリーとして楽しんだ視聴者が多かったようです。
次回4話は、4/29(火)21:00〜の放送です!
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(文/fumumu編集部・福野 エリカ)