草彅剛、まさかの”再”舞台挨拶を懇願 「不安になって、汗が…」
映画『碁盤斬り』完成披露舞台挨拶に登場した草彅剛さん。「リベンジしたい」こととして、まさかの提案を…。
23日、都内で開かれた映画『碁盤斬り』完成披露舞台挨拶に、俳優の草彅剛さんが登壇。共演の清原果耶さん、中川大志さん、奥野瑛太さん、音尾琢真さん、市村正親さん、斎藤工さん、小泉今日子さん、國村隼さんとともに、映画の見どころをアピールしました。
■役との共通点は…
映画『碁盤斬り』は、堅物なヒーローが囲碁を武器に死闘を繰り広げる、疑心と陰謀渦巻く愛と感動のリベンジ・エンタテイメント。草彅さんは身に覚えのない罪をきせられた浪人・柳田格之進を、清原さんはその娘・お絹を演じます。
撮影を振り返り、「(映画を)観終わった後に『ちゃんとやってたな、ちゃんとやってるな』って。結構大変だったんですよ。中川くんがインタビューで言ってたんですが、『職人のこだわりが詰まった映画』だって。みなさんこだわりまくってて大変だったんですけど、おかげでちゃんと演じることができたな、僕の代表作になったなと思っています」と胸を張る草彅さん。
ちなみに格之進との共通点は「全くないですね」と言い切り、「この男はなんなんだろうと(笑)。本当にね、ひどいんですよ! 清原さんみたいな可愛らしい娘さんがいるのに、なんでそんなことするんだ! ってイライラしながらやってました」と笑います。
■現場エピソードが止まらない
音尾さんから「絶対に座らない」と明かされた草彅さんは、撮影中に全く座らないことで知られる高倉健さんになぞらえて「”高倉”剛です」とニヤリ。座らない理由は、集中力が切れるから…ではなく「座ると5秒で眠くなっちゃう」と明かし、「みんな、よく眠くならないですね? 夜10時には寝るんですけど…」と照れた表情に。
そんな暴露を受け、草彅さんも「音尾さんはプライベート写真ばっかり撮ってる」「工くんはすごいクール」…と、進行を無視して次々に共演者たちとのエピソードを連発していきます。
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■まさかの後悔…!?
喋り止まらず、絶好調な草彅さんでしたが、作品に絡めて”リベンジしたいこと”を聞かれると「この舞台挨拶」と苦笑い。
「この舞台挨拶を最初からやり直したい。僕がちょこちょこ喋り過ぎた。どこを切り取られるのか考えたら不安になって汗が出てきた。大丈夫かな…」と言い出し、「いつかまた、この映画がたくさんの方に見られたら、こうやってみんなで壇上に立てる。皆さんにかかってますよ!」と客席に呼びかけていました。
映画『碁盤斬り』は5月17日より全国ロードショーされます。
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(取材・文/fumumu編集部・たつきあつこ)