谷原章介、さだまさしと泉谷しげるの被災地ライブに感服 「笑顔を届けるって…」
かねてより被災地支援を行なっていた歌手のさだまさしさんと泉谷しげるさんらが、石川県珠洲市の神社で奉納ライブを行なう。
16日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、歌手のさだまさしさんと泉谷しげるさんらが、石川県珠洲市の須須神社を訪問し、ライブを行なったことを報道。
能登半島地震で被災した市民およそ300人に歌とトークでエールを送り、楽しげな様子に司会の谷原章介さんも称賛の声を送っていました。
■泉谷「トイレ行きたいんだよ」
さださんが自身の楽曲『案山子』を歌うなど、盛り上がりを見せていた今回の奉納ライブ。さださんと泉谷さんの軽快なトークも客席をわかせており、唐突に泉谷さんが「トイレ行きたいんだよ」と離席する自由な雰囲気も。
途中、参加者の相川七瀬さんにさださんが「相川さんそのマイク持って。それ泉谷さんが触ったから」と忠告すると、泉谷さんが「人をコノヤロウばい菌みたいなこと言うな」という苦情も。
和気あいあいとした楽しげな雰囲気で会場を巻き込んでおり、度々大きな笑いが巻き起こっていました。
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■「被害者扱いなんかしねえ」と泉谷節も
ベテラン漫才コンビのような掛け合いで、会場を笑いに包んだ2人。途中、泉谷さんからは「オレはなぁ、お前たちを被害者扱いなんかしねえからな。いいか、誰が好き好んで被害者になりてぇかバカ」という泉谷節も。
さらに「お前らはいつもの通り、いろいろ要求しろ。一緒にやっていこうぜ」「適当に歌え。声は出さなくてもいい。自分だけの今日に向かって、そっと自分に向かって歌え」と呼びかけ、「今日ですべてが終るさ今日ですべてが変わる今日ですべてがむくわれる今日ですべてが始まるさ 」と『春夏秋冬』の一説を披露しました。
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■さだまさし「優しく言えばいいじゃない」
泉谷さんの「みんなで始めようぜ。被害者ヅラしてんじゃねぇぞ」というエールに、柔和な笑顔のさださんが「恐喝しない。もっと優しく言えばいいじゃない」とたしなめるシーンも。
さださんは「音楽家っていうのはいつもこういうときに無力だなぁと思うんです」と語っていますが、以前から被災地で支援活動を続けており、能登半島地震では1,600万円の義援金を届けているそうです。
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■被災者を笑顔にさせるパフォーマンス
谷原さんは、「お金だけじゃなくてああやってみなさんを笑顔にさせて、なおかつ同時に泣かせる、泣き笑いって本当に難しいじゃないですか」と感服した様子。
自身も無力さを感じるときがあると明かし、「お伝えしている立場として、演技をしていても無力を感じますけれど…だけどね、歌の力ですとかこういった報道の力が必要とされる時は絶対来ますから伝え続けていきましょう」と訴えています。
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(文/fumumu編集部・星子)