困っている人がいれば、助けるのが優しさなのかもしれません。しかしながら困っている人がいたのに、なにもしなかったという場合もあるようです。
■約8割、困っている人がいたのに…
fumumu編集部では全国10〜60代の男女800名を対象に、困っている人がいたのに助けなかった経験があるか、調査を実施しました。
その結果、「助けなかった経験がある」と答えた人は、全体で78.1%。
fumumu取材班は女性たちに、困っている人がいたのに助けなかった体験談について聞きました。
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①道に迷う外国人観光客
「繁華街を歩いていると、目の前に道に迷っている感じの外国人観光客がいました。道案内をしたほうがよかったのかもしれませんが、あいにく私は英語さえもろくに話せないので…。
心苦しい気持ちはありましたが、見て見ぬふりをしてその人たちの横を通り過ぎていきました。そもそもそのエリアにそれほど詳しくもなかったので、力になれたかも微妙ですが…。
そんなことがあると少し語学を勉強したいと思うのですが、すぐに忘れてしまうのも自分の悪いところだと思います」(20代・女性)
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②後輩が仕事に追われていて
「職場の後輩が仕事に追われて、かなり焦った顔をしていました。しかし私は、彼女の仕事を手伝うことができなかったんです。以前は何度か手を貸していたのですが、先輩に注意されてしまったので…。
『仕事に慣れるために、自分の力で最後までやらせてほしい』と言われ、それからはなにもしないようにしています。見ていて、後輩がかわいそうに思うのですが…。
先輩の言うこともわかるので、とても複雑な気持ちになりました」(20代・女性)
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③彼氏と喧嘩した友達
「友達からいきなり電話があり、ひたすら彼氏の愚痴を聞かされていました。どうも喧嘩をしたらしくて、誰かに話を聞いてほしかったのでしょう。ただもう夜が遅いので、さすがに相手にしていられません。
翌日も早かったので、その旨を伝えて電話を切りました。友達はかなり不満そうな感じでしたが、こちらの都合も考えてほしいものです。
どんなに愚痴を言ったところで、結局は仲直りするのですし…」(20代・女性)
勇気が出ない場合もあれば、本人のために手を貸さないこともあるようですね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)