あの、アイドル時代の苦悩と葛藤を吐露 「誰とも分かち合えなかった」「逃げていい」
アーティストのあのさんがアイドル時代の苦悩を明かしました。
24日放送の『アナザースカイ』(日本テレビ系)にアーティストのあのさんが登場。若者のカリスマとして大人気のあのさんが、アイドル時代に感じていた悩みや葛藤を明かしました。
■生活が激変したあの
大ブレイクを果たし、生活が一変したというあのさん。「コンクリートとかで寝れなくなった。外の道路上で寝れなくなったり…絶対できなくなった」と語りMCの今田耕司さんを爆笑させます。
今回番組でカンボジアにロケにきたあのさんですが、訪れたのは2度目で、1度目は5年前に写真集の撮影だったといいます。
関連記事:あのちゃん、強いカリスマ性で地下アイドル界では“あのラー”大量発生
■クソガキだったアイドル時代
その頃のあのさんはひどく落ち込んでいたのだとか。「感情のコントロールができなくてずっと機嫌が悪かったりしました。カメラマンの人にこっち見てって言われても見なかったり、クソガキでした」と当時を振り返ります。
「人との関りとか人間関係でつまずいたことが多すぎて。楽しいっていう感情とかを出すと何か嫌な事があるんじゃないか次っていうのがずっとあって、笑っちゃいけないんだみたいな…」とアイドル時代の葛藤を明かしました。
関連記事:EXILE・TAKAHIRO「歌う仕事は向いていない」 7年間のスランプを告白
■メンバーと亀裂
その頃、グループのメンバーとも上手に交流できていなかったというあのさん。「全員敵なんだ、と思うようになっちゃって。夜眠れなくてずっと。そういう日々だったんでずっと。誰とも分かち合えなかったというか、目指すとこも違かったし」と本音を吐露。
普段はだらしないけれど、ライブのステージでは全力を尽くし「いいライブをしたい」と励んでいたあのさん。しかし、メンバーの想いには差があったようで溝は広がってしまったようです。
関連記事:最上もが、『でんぱ組.inc』時代を振り返り本音吐露 「永遠なんて存在しない」
■辛い時は逃げていい
結果、あのさんはグループを脱退。当時の心境を「辛い時はね、逃げていいと思います僕は。箱から逃げたけど外にはめちゃくちゃいろんなものが待ってる」と語りました。
視聴者からは「本心を隠さないでさらけだすあのちゃんがかっこいい!これからも応援し続けます」「ごまかさないあのちゃんが大好き」と、飾らないあのさんに魅了される声が届いています。
・合わせて読みたい→EXILE・TAKAHIRO「歌う仕事は向いていない」 7年間のスランプを告白
(文/fumumu編集部・福井原さとみ)