『春になったら』10話 両親からの素敵な贈り物に視聴者「大切にしなきゃな」

自分のものなのに意外と考えたことがない人も多いかも。見つめ直したくなるという声続々。

春になったら
(画像は『春になったら公式HP』より)

19日放送のドラマ『春になったら』(フジテレビ系)の10話「結婚式前夜…娘から父に贈る感謝の手紙」。

いよいよ明日に迫った結婚式を前に父・雅彦(木梨憲武)が初めて語った娘の名前の由来が、視聴者自身も考えさせられる内容だと関心を集めました(ネタバレを含みます)。


■待ちに待った新しい命

助産師の瞳(奈緒)以前から担当していた妊婦・亜弥にとうとう陣痛が…! 夫や母親が見守る中、長い時間をかけ産まれた赤ちゃんは、かわいらしい女の子でした。最後まで結婚を反対した亜弥の父親でしたが、赤ちゃんを抱っこした時には心から「おめでとう」と喜びを噛み締めます。

そして、赤ちゃんには季新(きさら)という名前が付けられました。「新しい季節が来るようにいつもみずみずしい気持ちでいてほしい」「春の桜が人の心を癒すように思いやりのある優しい子に育ってほしい」という思いを込めたと、亜弥は言います。


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■”瞳”という名前の由来

結婚式の前夜、瞳は当日に読む予定だった父への手紙を読んでいました。手紙はかなりの厚みがあり、たくさんの言葉が綴られているようでしたが、冒頭部分で泣いてしまい…代わりに雅彦が瞳の名前の由来について話し始めます。

産まれたばかりの赤ちゃんは目を閉じていることが多いもの。でもそんな赤ちゃんだった娘を妻と見ていた時、ぱっと開けた瞳がとても綺麗でまっすぐだったことに感動した2人は、”人のことをちゃんと見て、困っている人がいたら寄り添って手を差し伸べる。まっすぐな瞳のまま育ってほしい”という願いを込めて、娘に瞳という名前を付けたのだと言います。

その話を聞いて、名前を雅彦たちからの一番最初のプレゼントだと嬉しそうにした瞳は、「お父さんとお母さんの子供に生まれてよかった」、そして「もう大丈夫だよ、私は」と言い切りました。

最後まで読まれなかった手紙でしたが、最も伝えたかった気持ちを言えた瞳は、安心したように笑うのでした。


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■自分の名前がもっと大切なものに

この名付けの話ついて、視聴者からは様々な声が寄せられました。

「自分の名前をそんな風に考えた事なかったからハッとさせられた 思いが込められ名前も自分も大切にしないとな」「その一瞬から、子どもの未来全部願って付けた名前なんですね…」「名前って、生まれてすぐに両親から貰える大切なプレゼントで、大切な宝物だもんね。自分の名前の意味を知るって、両親の想いを知るって事なんだよね」「漢字や意味はそれぞれたくさんあって違うけどちゃんと願いが込められてると思うと大切にしなきゃなって思う」「名前に込められた思いのように育つことも一つの親孝行なんだと学んだ」

結婚は親にとっても一つの大きな区切り。名前を付けた時から子供の幸せや未来を願ってくれている親にできる一番の恩返しは、子供自身が幸せでありながら強く生きていく姿を見せることなのかもしれません。今一度、自分の名前に込められた親の思いについて、考えたくなるラストでした。

次週はついに最終回! 3/25(月)22時〜放送です。

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(文/fumumu編集部・福野 エリカ

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